PPI(プロトンポンプ阻害薬)とスタチンはマッチポンプ薬の二大巨頭です。PPIは本当に様々な副作用を起こしうるし、非常に漫然と投与され続けられます。患者さんが早く気付いてやめれば良いのですが、多くの人は疑問にも思いません
カテゴリー: 心血管疾患
冠動脈のプラークは低LDLコレステロールと関連している
本当に心血管疾患がLDLコレステロールが原因であり、冠動脈のプラークがLDLコレステロールが高いほどできるのでしょうか? 今回の研究では、2007年7月から2017年12月までの間にサウジアラビアの心臓センターに受診し、
冠動脈疾患でインスリン抵抗性を指摘する医師はどれほどいるであろうか?
冠動脈疾患をはじめ心血管疾患は糖質過剰症候群です。それらの疾患を患った時に、診察した医師が「どんな食事をしているか?」をちゃんと聞いているでしょうか?「インスリン抵抗性」という言葉を発する医師がどれほどいるでしょうか?
ED(勃起不全)と糖尿病
ED(勃起不全)は糖質過剰症候群です。立たなくなってきたら、もうすでにかなり進行していると考えた方が良いでしょう。 今回の研究では、EDと糖尿病の関連を分析しています。対象は18歳から40歳(平均年齢28.3歳)の231
LDLコレステロールは心血管代謝危険因子ではない
脂質異常症の診断基準は現在次の表のようになっています。(表はここより) LDLコレステロール 140mg/dL以上 高LDLコレステロール血症 120~139mg/dL 境界域高LDLコレステロール血症 HDLコレステロ
糖尿病でも前糖尿病より正常を目指そう
糖尿病のHbA1cは6.5以上であり、前糖尿病(糖尿病予備群)は6以上6.5未満です。5.6以上6未満は正常高値と言われているものです。HbA1cだけで糖尿病の診断はできませんが、できれば、もちろんですが5.6未満が望ま
また変な研究 日本人の炭水化物と脂肪の摂取量と死亡リスク
バランスの良い食事が健康的だというエビデンスはありません。でもどうしてもそう願ってやまない人たちがいて、糖質制限などを批判したいようです。 今回の研究では日本人を対象に、炭水化物および脂質の摂取量と死亡リスクとの関連につ
糖質制限による極端なLDLコレステロール上昇
昨日2023年8月27日、北海道マラソンが行われました。いやー、暑かった!スタートの8時30分の時点で、気温29.2度、湿度78%、その後最高気温は30度を超えました。レース前日は35度以上になったことを考えると、少しは
塩分の過剰摂取で血圧が上昇する人もいれば低下する人もいる
一般的には塩分の過剰摂取は血圧上昇、いわゆる食塩感受性高血圧と関連していると考えられています。しかし、塩分に対する反応は個人差があります。多くの人は変化なく、みんながみんな血圧が上昇するわけではありません。 逆に塩分過剰
メタボリックシンドロームで減量後に体重を戻すと動脈硬化がさらに悪化する
メタボリックシンドローム、肥満の人では減量のために、安易にエネルギー(カロリー)制限をしてしまう人も多いでしょう。エネルギー制限をしてしまうと長く続かず、結局は断念して食事が元に戻りリバウンドしてしまいます。 減量後に体