数字合わせをしても健康になるわけではありません。検査データは様々な疾患の発症や状態を推測でき、非常に有用ではありますが、データだけ良くしても疾患が改善するとは限りません。 今回の研究ではペマフィブラート(商品名パルモディ
カテゴリー: 薬剤
食事による脂質および飽和脂肪酸の摂取量が多いほど心血管疾患のリスク因子が低下する
フラミンガム研究という有名な研究があります。それは1948年当時アメリカ人の死亡原因の1位であった心血管疾患の原因を探るために、フラミンガムという町において、そこに住む健康な男女5209人を対象として長期の疫学研究を行っ
低LDLコレステロールと糖尿病
LDLコレステロールが低いことは健康的だと信じている人は多いでしょう。しかし、LDLコレステロールを低下させるスタチンやナイアシンは糖尿病のリスクを高めます。(「スタチン誘発性糖尿病」「ナイアシンは安全か? その1」など
運動は冠動脈のアテローム性プラークを減少させる
運動には素晴らしい健康効果があります。冠動脈のプラークさえ減少させる可能性があります。 今回の研究では、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けている安定狭心症の患者60人が対象です。60人を2つのグループに分けま
スタチン誘発性糖尿病
LDLコレステロールが上昇すると多くの医師はスタチンを強力に勧めてきますが、スタチンに糖尿病のリスクを増加させる副作用があることを説明する医師はほとんどいないでしょう。 以前の記事「スタチンの使用は、はっきりとした糖尿病
低LDLコレステロールと心不全
LDLコレステロール値が高いと医師はそれを下げるように教育されています。それに疑問を持つ医師の方が少ないでしょう。しかし、実際にはLDLコレステロール値が高い方が様々な利点があることが様々な研究で示されています。 今回の
高LDLコレステロールおよびスタチンの騙しのテクニック
医療の世界はいつの間にかEBM(Evidence-Based Medicine:根拠に基づく医療)が当たり前になってしまいました。もちろん良いこともありますが、データが捏造されたり、操作されたり、都合が悪い結果は隠された
新型コロナワクチンは他のワクチンとは比べ物にならないほど危険
今回は「VAERS Analysis」というサイトの最新のデータです。以下のすべてのグラフと表は、VAERS(ワクチン有害事象報告システム)の Webサイトに2023年5月5日にリリースされたデータを反映しています。これ
iFoodの大豆めんを食べてみた
iFoodという企業をご存じでしょうか?医療機器メーカーが立ち上げた食品事業の新会社のようです。低糖質、糖質制限食の商品を今後展開していきたいそうで、そのiFoodから3月に発売された低糖質の「大豆めん」を送っていただき
製薬会社は研究開発費よりも販売とマーケティングに多くのお金を費やしている
アメリカの健康保険制度(AHIP)によると、大手の製薬会社は研究開発費よりも販売やマーケティングに多くのお金を費やしているようです。(この記事参照) AHIPの調査で、大手製薬会社の販売およびマーケティング予算が研究開発