マラソンはメンタルスポーツ。限界を超えろ!

前回の投稿でウルトラマラソンはメンタルスポーツと書きましたが、フルマラソンも同じです。ハーフマラソンぐらいだとただの長距離走ですが、フルマラソンやウルトラマラソンは脳との対話をしながら行うメンタルスポーツだと思います。もちろん、皆さんが自分の脳と対話しているかどうかはわかりませんが、少なくとも私はレース中何度も脳と対話します。

ウルトラマラソンはメンタルスポーツ。脳の罠に気を付けろ!」で書いたように、痛みなどが出た時には「痛みを出すのをやめろ!」と言います。

それ以外でも、今回のウルトラマラソンでは脳にお願いをしていました。「痛みは出さなくていいから、お願いだから足を動かしてくれ!」と最後の20kmぐらいは何回もお願いしました。それが最後の5kmの走りにつながったのかもしれません。

最後の5kmまではもう限界だと思っていました。もう走る力は残っていないと。でも、メンタルでポジティブになった瞬間、びっくりするほどの力を出せたのは、勝手に自分で限界を決めていたのかもしれません。または、脳がいざというときのために力を出せるように、勝手にリミッターを掛けていたのかもしれません。いずれにせよ、限界を決めているのは自分です。そして、壁を突き破ることができるのも自分です。こんな運動音痴のオッサンが100km走れるんですから、若い方はもっとメンタルをうまく操って限界を超えてください。

と、偉そうなことを書きましたが、これまでのレースでは何度も「心が折れて」しまいました。実は私はすごくメンタルが弱いんです。情けなし。うまく走れなかったレース後はいつも、メンタルの弱さを反省します。納得のレースは今まで数回しかありません。

ダメだと思ったらそこでダメです。限界を決めてしまうとその限界までも到達できません。ゴールは終わりではありません。次のスタートです。(今回のブログはカッコいい終わり方だな…)

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