フリースタイルリブレを使った人体実験 その1

フリースタイルリブレという商品が、アボットから今年発売になりました。様々なブログなどで紹介されているのでご存じの方も多いと思います、今回このフリースタイルリブレを手に入れて、人体実験を行っています。人体実験は響きが悪いので、研究を行っています。

このフリースタイルリブレは24時間グルコース値を測定してくれる優れものです。365日とはいかず、14日間でセンサーが使えなくなってしまいます。このリブレをセンサーに近づけると1秒で測定結果がわかります。さらに24時間15分ごとにグルコース値を測定し続けてくれます。それを後からエクセルなどに落とすことができます。先ほどからグルコース値と言っていますが、血糖値ではなく、間質液のグルコース値になります。しかし、ほぼ血糖値を同じ値を示し、同じトレンドを描いてくれます。私の測定の場合、若干高めに出るようです。また、数日間は値が安定しないと言われています。

 

左が箱、右が中に入っているフリースタイルリブレです。iPhoneの半分近い大きさで、厚みはiPhoneの

倍以上です。

 

 

さらにセンサーの箱と中のセンサーです。

 

センサーはこのように針がついています。(正面からの写真で見づらいですが、真ん中に針があります。数ミリ飛び出しています。

 

 

それを腕にくっつけた状態です。このままお風呂も水泳(時間や水深の制限はあるようですが)もOKです。運動もOKです。針の痛みはないと言えばうそになります。最初の2~3日は腕の動きによって結構痛みがありました。数日すると付けていることも忘れるぐらいになりました。

このリブレは単発の血糖値やケトン体も別のセンサーチップを購入すれば測定可能です。以前の記事でケトン体測定のときのちょっと写真が写っていたのを覚えているでしょうか?

次回からは、実際の測定結果で分かったことをいろいろ書いていきます。

2 thoughts on “フリースタイルリブレを使った人体実験 その1

  1. 先生のブログを拝見していてフリースタイルリブレを購入したくなりました。
    私自身は、糖尿病を患っているわけではないのですがどうしたら購入できるでしょうか。

    ネットで探しても売っていなさそうなためお伺いいたしました。
    よろしくお願いいたします。

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