脂肪肝は脳を小さくするかもしれない

脂肪肝は全脳容積の低下と関連していそうです。つまり、脂肪肝があれば早く脳が老化するということです。60歳未満の人では7年以上の老化の速さになるようです。非アルコール性脂肪肝疾患を最も起こすのは糖質過剰摂取です。特に果糖の摂取が最大のリスクです。

 

「Association of Nonalcoholic Fatty Liver Disease With Lower Brain Volume in Healthy Middle-Aged Adults in the Framingham Study」

「Framingham研究における健常な中高年者の非アルコール性脂肪肝疾患と低脳容積との関連」(原文はここ

要約

非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は、ほとんどの場合無症状である。これはメタボリックシンドローム、糖尿病、頸動脈アテローム性動脈硬化症、および内皮機能不全に関連し、その状態は脳障害および認知障害と強く結びついている。しかし、非アルコール性脂肪肝疾患がヒトの脳の構造的測定と関連しているかどうかは不明である。

目的: 一般的な非アルコール性脂肪肝疾患と脳磁気共鳴画像法(MRI)との関連性を評価すること。

フラミンガム研究からの766人で、アルコール摂取量が過度でなく、脳卒中や認知症のない人を対象に行われた。

非アルコール性脂肪肝疾患は、腹部のCTスキャンによって評価した。

女性410人、男性356人、脳MRI時の年齢67歳で、766人中137人(17.9%)が非アルコール性脂肪肝疾患であった。非アルコール性脂肪肝疾患は、調整後でさえも、全脳容積の低下と有意に関連していた。非アルコール性脂肪肝疾患の有無にかかわらず脳全脳容積の差は、一般サンプルで脳老化の4.2年に相当し、60歳未満の人では7.3年に相当した。非アルコール性脂肪肝疾患と海馬または白質高強度体積または隠れ脳梗塞との間に統計的に有意な関連は観察されなかった。

結論として、非アルコール性脂肪肝疾患は、肝臓脂肪症と脳老化の間の起こりうる関連を示し、内臓脂肪組織及び心血管代謝の危険因子とは独立して全脳容積の低下と関連付けられている。

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