TyGインデックスが高いと乳がんリスクが高くなる

TyGインデックスはインスリン抵抗性のマーカーで、この数値が高いと様々な疾患のリスクが高くなることが示されています。(測定はここから)

以前の記事「インスリン抵抗性と乳がんのリスクとの関連」でも書いたように、TyGインデックスと乳がんは関連があります。

今回の研究も、TyGインデックスと乳がんの関連を分析しています。良性乳腺疾患患者2,111人と乳がん患者477人を対象に、TyGインデックスを測定しました。(図は原文より)

 

上の図はTyGインデックスと乳がんの可能性の関連を示しています。TyGインデックスが増加するにつれ、乳がんの可能性は高くなっています。TyGインデックスの値で4つのグループに分けたとき、最もTyGインデックスが低いグループ(TyGが6.88–7.87)と比較して、第2グループ(TyGが7.88–8.20)で乳がんの可能性は1.81倍、第3グループ(TyGが8.21~8.62)で2.19倍、最もTyGインデックスが高いグループ(TyGが8.63~10.89)では3.18倍でした。

上の図は乳がんのステージ別でのTyGインデックスです。ステージ0のTyGインデックスが最も低く、ステージが上がるにつれ、TyGインデックスも高くなっています。つまりTyGインデックスの上昇は進行乳がんのリスク増加と関連していると考えられます。TyGインデックスが高いと進行性乳がんと診断される可能性が2.53倍高くなります。

乳がんで糖質制限をした方が良い理由」でも示したように、下の図のように乳がんの組織には正常の乳腺組織と比較してインスリン受容体が大量に存在してます。(図はここより)

乳がんの細胞はインスリンが大好きです。インスリン抵抗性が高くなるということはインスリン過剰分泌状態です。

インスリン過剰分泌を起こすのは糖質過剰摂取です。がんは糖質過剰症候群です。できる限り乳がんにならないようにするためには、糖質制限です。

「Triglyceride-glucose index is a risk factor for breast cancer in China: a cross-sectional study」

「中国におけるトリグリセリド・グルコース指数は乳がんの危険因子である:横断研究」(原文はここ

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