以前の記事「多発性嚢胞腎には糖質制限を その1」で多発性嚢胞腎に対するケトン食の効果の研究について書きます。今回も同様ですが、今回は学会発表レベルです。11月6日までアメリカオーランドで行われていた、アメリカ腎臓学会のt
カテゴリー: ケトン体
糖質制限開始24時間の変化
糖質制限は当然ながら1日とか1週間とか、1か月とか、さらに1年とか短い期間で行うものではなく、ずっと続けるものです。研究は短い期間のものがどうしても多くなります。短い期間の研究で糖質制限の是非を判断することはできませんが
AHAサイエンティフィックセッション2022に見るケトン体の可能性
アメリカ心臓協会(AHA)のサイエンティフィックセッション2022には興味深い研究がありました。学会発表レベルですから、エビデンスとしてはまだですが、ケトン体は心臓にかなり有益な効果がありそうです。 まずは豚さんの実験か
ワクチンの後遺症、副作用にどの学会も沈黙しているのはなぜなんだろう?
新型コロナウイルスのワクチンは、様々な後遺症、副作用をもたらし、ワクチン接種後に死亡した遺族の会も結成されました。遺族会の記者会見は、名古屋のCBCテレビが報道(ここ参照)しましたが、全国区のマスコミは全くダンマリです。
10日間の断食でどうなる?
人類は飢餓との戦いをしてきたので、絶食時間が長くなってもそれに対応できるように進化してきました。様々な疾患は、人類の初期設定に合わないようなものを食べたり、頻回の食事をしたり、一部のものを食べ過ぎたり、など食事の誤りによ
糖質制限で耐糖能悪化?
糖質制限をすると血糖値が安定し、インスリンの分泌も減少し、インスリン抵抗性も改善します。しかし、一部の人は糖質制限をすると耐糖能が悪化するという人もいます。それは、糖質制限を続け、急に糖質を摂取したときに血糖値が予想以上
人工甘味料は耐糖能に影響を与える
人工甘味料は血糖値を上げないと考えられています。しかし、体に何も影響がないかどうかはわかりません。 今回の研究では、様々な人工甘味料を摂ってもらい、その影響を分析しました。使用した人工甘味料はサッカリン、スクラロース、ア
脳に転移した肺がんに対するケトン食の絶大な効果
糖質はがんのエサです。何でも好きなものを食べていては、がんを育ててしまう可能性があります。 今回の研究は症例報告なので、それがそのままエビデンスではありませんから注意が必要ですが、通常の糖質過剰摂取をしていては得られなか
風邪の食欲不振では無理に食べれるものを食べない方が良いかもしれない
新型コロナウイルスのオミクロン株のBA5もマスコミが大騒ぎしている割に、そろそろピークでしょう。感染症の学会が「普通の風邪」とはっきり言っているので、日本もかなり世界から遅れていますが、新型コロナの「新型」を外して、普通
難治性精神疾患のためのケトン食の驚くべき効果
恐らく世界で億単位の人がうつ病など精神疾患になっています。様々な治療薬がありながら、治療抵抗性の人も珍しくないでしょう。 今回の研究では、従来の精神科医療に十分に反応せず、ケトン食を試す意欲のある大うつ病性障害(うつ病)