心臓の冠動脈のプラークを増加させるのはLDLコレステロールではない その1

虚血性心疾患は、一般的にアテローム性動脈硬化で、血管の内壁にLDLコレステロールなどが蓄積して、隆起(プラーク)が形成され、そのプラークが血管内で成長して血流が悪くなったり、プラーク破裂や血栓によって、血管が狭くなったり

みなさんの血液検査データ2020 集計 その3 LDLコレステロール

みなさんの血液検査データ2020の集計、今回は多くの人が注目していると思われる、LDLコレステロールです。 これまでの集計結果は→「その1」「その2」 糖質制限をすると、結構な割合でLDLコレステロールが上昇します。それ

高血圧におけるHDLコレステロールとグリコカリックス

以前の記事「糖尿病とグリコカリックス」でも書いたように、グリコカリックスは血管のバリア機能としての働きがあり、高血糖にさらされるとそのバリアが薄くなり、バリア機能が低下してしまい、血管の問題が起きてくるのではと考えられま

糖尿病のグルカゴンの増加はα細胞のインスリン抵抗性によって起こる

段々と日本だけでなく世界で新型コロナウイルスに対して、飽きてきたのか、慣れてきたのか、人々が外に出始めています。過去のパンデミックはどう終息したのかを見てみると、社会的な終息、つまり病気に対する恐怖心が薄れてきて終わるこ

LDLコレステロール値が高いだけではアテローム性動脈硬化は起こらない その1

LDLコレステロールはいまだに「悪玉」と呼ばれ続けています。しかし、単にLDLコレステロール値が高いだけでは問題にはなりません。よく目にするのが、血管の中のLDLが内皮細胞をすり抜けて内膜に至り、そこで酸化してマクロファ

どうして真実が通説にならないのか?

昨日コメントをいただきました。 ドクターシミズ氏の言われてる事は、特に生活習慣病について、要するに現在の医学の常識として専門医が言っている事は、真実とは異なる場合が多い、という事だと思われますが、それでは、仮にドクターシ

糖尿病はグルカゴンの反乱なのか?

「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」という本が最近話題になっており、糖質制限を推奨しているものとしては、やはり読むべきであろうと思い、先日読みました。たがしゅう先生のブログでの考察も面白く、非常に参考になると思います グル

1 19 20 21 22 23 27