HbA1cとグリコアルブミン(GA)は糖尿病、血糖値のコントロールの指標として用いられています。HbA1cは平均の血糖値と非常に相関していると言われており、計算式も存在します。 平均血糖値=HbA1c×28.7− 46.
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10代後半の肥満と1型糖尿病の発症リスク
以前の記事「小児の肥満と1型糖尿病」では、小児の肥満が1型糖尿病のリスク増加と関連することを書きました。 今回の研究では、青年期後期の肥満と若年成人期の1型糖尿病の発症との関連を分析しています。1996年1月から2016
HbA1cと鉄欠乏性貧血
コメントをいただきました。 テーマとは関係ない質問で申し訳ございません。 https://bibgraph.hpcr.jp/abst/pubmed/20942846 とありますが、結局、HbA1Cは鉄欠乏性貧血があると、
糖質制限5年間の残念な結果
アメリカ糖尿病学会の2022年の第82回Scientific Sessionsの抄録によると、ちょっと残念な報告が上がっています。その報告はこれまで糖質制限で1年、2年と続けられていた研究の5年間の結果です。抄録なので、
大豆食品の摂取とすい臓がんのリスク
コメントをいただきました。 私は糖尿病と乳製品、鶏卵アレルギーです。現在糖質制限にて、空腹時血糖は正常です。アレルギーがあるため、肉、魚以外ののタンパク源として大豆製品を多く摂っています。 以前、国立がん研究センターから
小児の肥満と1型糖尿病
2型糖尿病は糖質過剰症候群です。しかし、拙著「肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか 「糖質過剰」症候群II」でも書いたように、自己免疫疾患も糖質過剰症候群であり、自己免疫が関係する1型糖尿病も糖質過剰摂取が原因の一
糖質の制限をすればするほど効果が高い
糖質制限と言っても世の中ではゆるゆるの制限もあれば、ケトン食のような制限もあります。やらないよりはやった方が良いですが、どの程度制限すればどの程度の効果が得られるのでしょう。 今回の研究は、4,291人の2型糖尿病患者を
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)前の炭水化物(糖質)摂取量
いまだに世の中では糖質過剰摂取が普通の食事です。一方、糖尿病の診断に行うOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)は糖質過剰摂取が前提の検査です。だから、糖質制限をしている人が急にこの検査を受けると恐らく多くの人が糖尿病と診断され
膝の痛みには糖質制限を
変形性膝関節症の有病率は、40歳以上で見ると男性42.6%,女性62.4%だそうです。本当にこんなに多いのかどうかはわかりませんが、当然そのすべてに治療が必要な状態ではないでしょう。 この変形性膝関節症は日本整形外科学会