運動することは体重減少にほとんど役に立ちません。もちろん全くないかと言われれば、ほんの少しはあるでしょう。しかし、予想通りの体重減少を得られる人はごくわずかかもしれません。 今回の研究では一応健康的な過体重および肥満の人
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自己申告による食事アンケートのエネルギー摂取量は肥満の人ほど過少申告する
どのような栄養素をどれくらい食べると病気になるとか、健康になるとか、など食事に関する研究はいっぱい行われています。 しかし、そのような研究の食事内容の評価で、多くは食事アンケートが用いられていることが問題です。エネルギー
インスリン抵抗性と女性特有のがんとの関連
がんは糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取により、高インスリン血症やインスリン抵抗性が起こります。 肥満が個性だ、という最近の主張は非常に心配です。 今回の研究では、非糖尿病の人での、インスリン抵抗性と女性特有のがんとの関係
コクランまでも低炭水化物食は効果が無いと・・・その1
コクランのレビューはランダム化比較試験(RCT)を中心に臨床試験をくまなく収集し、評価し、分析していると言われ、かなりの影響力があります。ここに書かれたことはエビデンスとしては最高に位置するとも考える人もいるでしょう。
糖質過剰摂取はミトコンドリアの呼吸を低下させる
ミトコンドリアは我々のエネルギー(ATP)を作ってくれています。ミトコンドリアの呼吸が行われて十分なエネルギーが得られます。 エネルギー消費量は食事の影響を受けます。摂取エネルギー(カロリー)量が同じでも、何を摂取するか
食事パターンと体重増加
一般的には低脂肪食や国が推奨する食事は健康的だと考えられ、体重増加はしないのではないかと思われています。アメリカでの研究の結果はそれとはまったく違いました。 今回の研究では49〜81歳(平均63.6歳)の閉経後の女性88
手根管症候群は糖質過剰症候群
手根管症候群は比較的一般的な疾患です。しかし、手根管症候群の患者は、肥満になる可能性が1.77倍、糖尿病になる可能性が3.02倍です。(ここ参照) 今回の研究ではインスリン抵抗性と手根管症候群の関連を調べています。(図は
脂肪肝と肝臓以外のがん
脂肪肝(非アルコール性脂肪肝疾患)は非常に増加していますが、それを危険なものだという認識は多くの人が持っていないでしょう。脂肪肝は肥満の成人の病気ではなく、小学生でも脂肪肝の子供もいますし、痩せていても脂肪肝の人はいます
高強度インターバルトレーニング(HIIT)だけでは痩せない
痩せるために運動をしている人もいると思います。まずは痩せません。運動は健康のためであり、体重減少にはほとんど寄与しません。 高強度インターバルトレーニング:HIIT(High-Intensity Interval Tra