「その2 C型肝炎ウイルス①」の続きです。 ある研究(ここ参照)では、肝生検を受けたC型肝炎ウイルス(HCV)陽性患者279人を対象とし、65.9か月追跡しました。糖尿病の有無と肝細胞がんのリスクとの間に正の関連が認めら
年: 2026年
白血球や血小板の増加はインスリン抵抗性と関連している その2
「その1」では血小板の増加について書きました。今回は血小板です。 ある研究で(ここ参照、図もここより)、肥満でない日本人の2型糖尿病患者における血小板数とインスリン抵抗性の関係を調査しました。対象は163人の肥満でない日
GLP-1受容体作動薬は青年や若年成人でも胆道系疾患リスクを増加させる
以前の記事「糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その13」では、GLP-1受容体作動薬が胆嚢炎、胆石症リスクを高くすることを書きました。 76件のメタアナリシスでも、胆嚢および胆道系の疾患のリスクを増加させ
30年間の心血管疾患リスクを推定できるの?
アメリカの心臓病学会などは10年間の心血管疾患リスクの計算式を示していましたが、2026年のガイドラインでは30年間の心血管疾患リスクまで推定すると豪語し始めました。(こことここ参照)占い師でもわからない30年後あなたは
糖質入り飲料の摂取と若年性の大腸がん発症リスク
サントリービバレッジ&フードが3月に発売した炭酸飲料「ギルティ炭酸 NOPE(ノープ)」が、発売150日で出荷本数1億本を突破したそうです。(ここ参照)もちろん、甘みは果糖ブドウ糖液糖で100mlあたり糖質(炭水化物)は
血糖値の改善や体重減少にAI料理アプリが効果あり?
AIが非常に浸透してきて、糖尿病の食事管理に対しても、AI料理アプリがあるそうです。そして、こんな記事が出ていました。 「血糖改善にAI料理アプリが有望⁉ 利用が週1増でHbA1cが0.09ポイント低下」(
「アメリカ人を巨大化し、日本人を糖尿病・脂肪肝にする果糖の正体 糖質制限よりだいじな果糖制限 」を読みました
脳の寿命を延ばす「脳エネルギー」革命 ブドウ糖神話の崩壊とケトン体の奇跡 (光文社新書) などの著者、佐藤 拓己先生の新著「アメリカ人を巨大化し、日本人を糖尿病・脂肪肝にする果糖の正体 糖質制限よりだいじな果糖制限 (光
糖質制限でLDLコレステロールだけでなくHDLコレステロールも爆増 私はCETP欠損症なのか?
専門家というのは、自分の知っている知識の中で物事を説明しようとします。自分の知識が間違っているとか、自分の知ってる知識では説明できないことがあるなどとはあまり考えないのかもしれません。医学部で習ったことが正しいとは限りま
痛覚変調性疼痛の本質は脳のインスリン抵抗性ではないか? その5 間質性膀胱炎/膀胱痛症候群
痛覚変調性疼痛には間質性膀胱炎/膀胱痛症候群もあります。 日本泌尿器科学会のガイドラインでは、膀胱痛症候群/間質性膀胱炎 を「膀胱に関連する慢性の骨盤部の疼痛,圧迫感または不快感があり,尿意亢進や頻尿などの下部尿路症状を
根本原因を無視して数値を整える薬の失敗が続く
以前の記事「Lp(a)低下薬の失敗は何を意味するか?」で書いたように、ノバルティス社はLp(a)低下薬の治験に失敗しました。それに続いて、今度はノボノルディスク社の治験も失敗して中止になりました。(ここ参照) 「デンマー