冬になり、風邪をひく人が多くなってきています。インフルエンザも増加してきているようです。 インフルエンザビジネスは、不安や恐怖を与えて、病院で検査をさせて、必要のない抗インフルエンザ薬を処方します。特別な感染症とすること
カテゴリー: 病気
ロカボの専門家が出した飽和脂肪酸は心血管疾患や死亡率とは関連していない論文
ロカボで有名な山田悟先生、この先生が唱えるロカボは中途半端で賛成はできませんし、ロカボの論文もまたショボい結果です。 今回、山田先生が良い論文を出してきました。まだプレプリントなので注意が必要です。 今回の研究では、心血
スタチンは帯状疱疹のリスクを増加させる
新型コロナワクチンの接種がものすごい数にのぼり、それに伴い帯状疱疹も非常に増加しました。もうコロナのワクチン接種をする人は、一部の情報弱者などに限られてきたように思われますが、相変わらず帯状疱疹は多い印象です。 帯状疱疹
喘息などの薬のモンテルカスト(シングレアおよびキプレス)の危険な副作用
多くの親は、子供が何らかの病気になったときに、心配で不安になり、専門家である医師を信じ、頼ろうとするでしょう。そして、その医師が出した薬がまさかひどい副作用を起こすなんて、ほとんど考えないでしょう。選択的ロイコトリエン受
一部の高血圧の薬は腎臓を病的な状態に変化させる その2
「その1」の続きです。 高血圧では、レニン値は約60%で正常、約25%で低下しているようです。(ここ参照)つまり、高血圧患者の大多数は、高レニン値ではありません。それなのにレニンを阻害するRAS阻害薬がここまで頻繁に使用
マウスウォッシュは止めよう その5 クロルヘキシジンが口腔内環境に与える影響
人間は細菌たちに守られて生きています。腸には腸内細菌叢があり、それのバランスが崩れると様々な症状、疾患を起こしますし、皮膚にも細菌がいて皮膚を守ってくれています。一時期アホなほど流行った手指消毒は皮膚の細菌を殺し、自分の
欧州肥満学会が凄い進歩 ケトン食やインターミッテントファスティングを推奨?
欧州肥満学会(EASO)はこの度、過体重または肥満およびがん患者の管理のための医療栄養療法に関する意見表明を出しました。その中身を見てみましょう。 「Obesity, a chronic and multifactori
糖質制限5年間の結果 ちょっと残念だけど標準治療よりは断然良い
以前の記事「糖質制限5年間の残念な結果」で取り上げた学会発表の内容が論文化されました。以前の記事「糖尿病に対する1年間の食事による生理的ケトーシスのパワー」「2型糖尿病に対する糖質制限の長期的効果 2年間でも圧倒的! そ
ケトン食がインスリン様成長因子 (IGF)-1 に与える影響
IGF-1は細胞の成長と増殖の強力な調節因子であり、血中のレベルの上昇は前立腺がん、乳がん、大腸がんなどのリスク増加に関連しています。血中IGF-1レベルは 10 代後半にピークに達し、加齢とともに低下します。 IGF-
子宮内膜症は糖質過剰症候群
子宮内膜症は慢性の婦人科疾患であり、生殖年齢の女性の10~15%に影響を与えているようです。子宮内膜組織が子宮の外で増殖し、慢性の骨盤痛や不妊症を引き起こします。正確な病理学的メカニズムは、まだ完全には解明されていません