コレステロール値が高いだけで多くの人はスタチンを飲まされています。コレステロール値が高いと本当に心血管疾患で死んでしまうのでしょうか? 今回の研究は日本で集団スクリーニング検査を受けた40〜69歳の健康な成人12,334
カテゴリー: 糖質制限
大動脈弁狭窄症も糖質過剰症候群
最近はテレビでも心臓弁膜症についてのCMが流れています。弁膜症の中の大動脈弁狭窄症の原因としては、主に先天性のものと加齢性(?)のものがあります。大動脈弁が肥厚して硬くなり、動きが制限されて、進行すると石灰化し、心臓から
2025年の総合的にベストな食事法は?
US News & World Reportが2025年版のベストダイエットを発表しました。早速総合第1位から見てみましょう。 第1位:地中海ダイエット 4.8点 第2位:DASHダイエット 4.6点 第3位:フ
あけましておめでとうございます 糖尿病とがんリスク
あけましておめでとうございます。 あっという間にお正月も過ぎてしまいました。それにしても青山学院は今年も強かったですね。往路では、最初は中央大がこのまま行くのかな?と思いましたが、最後は見事逆転。復路でも安定した走りで、
血糖値が上がりにくいというパラチノースはどうなんだろう? その2
「その1」のつづきです。今回は「スローカロリーラボ」の「脂肪蓄積・脂肪燃焼に関する研究」の研究を見てみたいと思います。(論文はここ)この論文の著者にも三井製糖の人が含まれています。話半分ですね。 ブラジルのカンポグランデ
むずむず脚症候群は糖質過剰症候群 その1
私はむずむず脚症候群は糖質過剰症候群だと考えています。 まずは糖質過剰症候群の代表疾患、2型糖尿病とむずむず脚症候群との関連について見ていきましょう。 ある研究(ここ参照)では、18~80歳で、2型糖尿病の診断から最低5
インフルエンザには麻黄湯 その2 大人の場合
「その1」では、インフルエンザに対する麻黄湯の効果に関して、小児について書きました。今回は大人の場合です。 今回の研究では、インフルエンザ治療における麻黄湯の有効性を確かめるために、タミフル(オセルタミビル)またはリレン
口の中のpHはほんのわずかな糖質でも大きく低下する
ステファンカーブってご存じですか?ステファンカーブとは、口の中のpH(酸性かアルカリ性かの度合い)の変化を示したグラフです。pHは食事をとるごとに変化します。食べ物や飲み物が摂ると、脱灰(歯が溶ける)と再石灰化(修復)を
マウスウォッシュは止めよう その6 歯そのものへの効果も疑問
マウスウォッシュには様々な成分を含んでいるものがあり、それぞれで効果が違うかもしれません。しかし、本当の効果はどうなのかはわかりません。特に殺菌成分が入っていると口腔内の細菌叢のバランスが崩れてしまい、有害な作用が発生す
たった1回の糖質摂取でも脂肪分解が大きく低下する
糖質制限にチートデイを設けている人もいるでしょう。でもご用心。 今回の研究はサンプル数は非常に少ないですが、非常に興味深い内容です。 今回の研究では、BMIが18〜35の18〜65歳の健康(BMIが30以上で健康とは言え