糖尿病のHbA1cは6.5以上です。HbA1c6.0%以上になると糖尿病予備軍の可能性が高くなると言われています。糖尿病ではない人の冠動脈疾患を予測するのは、どの程度のHbA1cでしょうか? 今回の研究では、HbA1c値
カテゴリー: 糖質制限
sdLDLコレステロール値を計算してみよう
LDLコレステロールには質があります。大きくてふわふわしたLDLは有益なLDLです。しかし、小さなLDLは危険なLDLです。ただ、LDLは小さなものから大きなものまで連続性があり、大きいLDLか小さいLDLかの2つしかな
PPI(プロトンポンプ阻害薬)への曝露と高血圧との関連
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は3大マッチポンプ薬の一つです。様々な問題を起こすPPIですが、高血圧にも関連しています。 今回の研究では、WHO の薬物安全性データベースである VigiBase からの実際のデータを使用
Lp(a)は本当に超悪玉? 結局心血管リスク因子にはなり得ないかも
LDLコレステロールの次に脅しに使われそうなリポタンパク質(a)(Lp(a))ですが、本当に心血管リスクを増加させるのでしょうか? 今回の研究では、ウエストヒップ比(WHR)などの肥満指標がLp(a)と動脈硬化性心血管疾
糖質いっぱいの朝食摂取は肝臓や筋肉のグリコーゲン含有量を急速に増加させない
マラソンの当日のレースの前に、カーボローディングをしている人はよく見かけます。バナナを食べたり、おにぎりやパンを食べたり、人それぞれです。カーボローディングは筋肉や肝臓にグリコーゲンを溜め込むために有効だと信じている人も
LDLコレステロール値が低いほど2型糖尿病のリスクが増加する
LDLコレステロール値と糖尿病は実はリンクしています。 今回の研究では、イタリアのナポリ地方保健局のCOMEGENデータベースというデータベースを利用しています。202,545人の患者の匿名化された電子カルテを分析し、事
日本糖質制限医療推進協会主催の講演会in東京2025 無事終了
昨日11月23日に東京での日本糖質制限医療推進協会主催の講演会が無事終了しました。会場は満席でした。お越しいただいたみなさんありがとうございました。 講演会、江部先生の糖質制限のお話、非常にわかりやすく改めて勉強になりま
インスリン抵抗性を示すTyGインデックスは骨サルコペニア性肥満の発生と死亡リスクを予測する
人間の初期設定と合わない生活を続けていると、骨、筋肉、脂肪組織という、体の主要で重要な構成要素が、人体にとって適切な状態ではなくなってしまいます。最近、サルコペニアというだけでなく、Osteosarcopenic obe
HDLコレステロールが高いとがん患者の死亡や再発リスクが低下する
医師たちは必死にLDLコレステロールを下げたがります。脂質代謝のうち、まともにコントロールができる唯一のものだからでしょう。中性脂肪値を下げたり、HDLコレステロールを上げたりする有効な方法を医師たちは持っていません。(
冠動脈カルシウムの発症や進行はLDLコレステロールの質によって異なる
医師はLDLコレステロール値が高いと患者を脅しますが、LDLコレステロールの質に触れて、説明する医師は皆無でしょう。 LDLコレステロールには大きなものから小さなものまで連続性があり、その性質も違います。大きなふわふわし