変形性関節症で手術により人工関節を埋め込むのと同様に、歯を失った場合に歯科インプラントを入れることになる人も多くなっているでしょう。 コントロールされていない全身疾患があれば、なかなか難しいかもしれませんが、普通に薬を飲
カテゴリー: PPI
NSAIDsとPPI併用で下部消化管出血リスク上昇
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は小腸を損傷する」では、プロトンポンプ阻害薬(PPI)と非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の併用で、小腸損傷および下部消化管出血のリスクが高くなることを書きました。 今回の研
胃食道逆流症と耳鳴りの関連性
耳鳴りの正確なメカニズムは不明であると考えられています。さて、胃食道逆流症(GERD)と耳鳴りって関係があるのでしょうか?実はあるようです。 今回の研究では、669,159人を対象に、胃食道逆流と耳鳴りの関連性を調べまし
薬の副作用はどこまで話すべきか?
副作用のない薬はありません。しかし、時間的な制約もあり、医師も全ての副作用について詳細に話している時間はありません。また、全ての副作用を把握もできているわけでもありません。 どこまで副作用を説明すべきか、迷うこともしばし
マグネシウム枯渇スコアと様々なリスク
体内のマグネシウム量を測定することは非常に難しいです。血中のマグネシウム値がそのまま体内のマグネシウム量を反映しているわけではありません。体内の総マグネシウム含有量は約24 gで、その99%は細胞内にあり、主に骨、筋肉、
85歳以上の日本人、高血圧は死亡リスクに影響する?しない?
高齢者はいっぱい不必要と思われる薬を飲んでいます。スタチンやPPIだけでなく、高血圧の薬も何種類も飲んでいることもあります。複数の高血圧の薬により、低すぎるのではないかと思う人もたくさんいます。 今回の研究では、2006
80歳以上では収縮期血圧が低いと死亡率が高い
医師は高齢者に対しても、血圧を下げろ、と薬をいっぱい出してきます。高齢者が血圧を下げるメリットってあるのでしょうか? 今回の研究では、80歳以上の144,403人のデータを分析しました。追跡期間中に51,808人が死亡し
出血のレシピ 抗凝固薬+NSAIDs
最近は血液を固まりにくくする抗凝固薬を飲んでいる人が多いですね。以前はワーファリンしかなかったのですが、現在はリバーロキサバン(商品名イグザレルト)、アピキサバン(商品名エリキュース)、ダビガトラン(商品名プラザキサ)、
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は子供のうつや不安を増加させる
以前の記事「不安やうつ病と胃食道逆流症(逆流性食道炎)との関連性」で書いたように、不安やうつ病と胃食道逆流症には関連性がありますが、胃食道逆流症があるからといって、PPI(プロトンポンプ阻害薬)を使用すると、余計にうつや
不安やうつ病と胃食道逆流症(逆流性食道炎)との関連性
多くの研究が、精神症状、特に不安やうつ病と胃食道逆流症(逆流性食道炎)との関連性を示しています。しかし、逆流するから不安やうつになるのでしょうか?逆に不安やうつだから逆流するのでしょうか?恐らく、胃食道逆流と不安やうつの