多くの医師はLDLコレステロール増加は危険だ、と叫び続けています。でも、人間に必須のコレステロールが悪さをする元凶なのでしょうか? 今回の研究では、炎症のマーカーである高感度C反応性タンパク質(hsCRP)と心血管イベン
カテゴリー: 心血管疾患
強化脂質低下療法でLDLコレステロールを大きく下げても効果はほとんどない
多くの研究は相対リスクを示して、過大評価をしてしまいます。実際には目くそ鼻くそレベルの効果しかないのに、大きな効果があるように見せ、それを真に受けてしまう人も多いでしょう。 LDLコレステロールが悪玉で、コレステロールが
HDLコレステロール値が低いといくつかのがんリスクが増加する
多くの医師はLDLコレステロールが高いと、患者にそれを指摘し、薬を飲むように促し、それに従わないと心血管疾患になったり、死んでしまうと脅します。 しかし、HDLコレステロールが低くても指摘されないことが多いのではないでし
スタチンによる人格や気分の変化 あなたがあなたでなくなってしまうかもしれない
以前の記事「低コレステロールは暴力性を高める」で書いたように、低コレステロールは人格に影響し、攻撃性を高める可能性があります。そうだとしたら、スタチンによりコレステロールが低下した人は人格も変わってしまうのでしょうか?実
高血圧の薬で血圧を下げられた高齢者は死亡率が高い
以前の記事「降圧剤の処方中止は心臓発作や脳卒中の入院と関連しない」でも書いたように、日本高血圧学会は高齢者の血圧をもっと下げようとしています。(記事はここ) 動脈硬化の進んだ高齢者の血圧を下げすぎると危険です。 今回の研
急性心筋梗塞でLDLコレステロールが低いと退院後の長期の心血管イベントが増加する
LDLコレステロールは低ければ低いほど良い、って思っている人もいるかもしれませんが、ウソであることは様々な研究でわかっています。でも、それを認めたら、専門家たちは大変なことになるので、ずっと変わらず、LDLコレステロール
降圧剤の処方中止は心臓発作や脳卒中の入院と関連しない
日本高血圧学会は高齢者の血圧をもっと下げようとしています。(記事はここ) 高血圧治療の目標値、75歳以上で「上130・下80未満」に…10引き下げで脳卒中などの予防に 2025/07/25 23:16 日本高血圧学会は
LDLコレステロールが低いと心血管疾患および全原因死亡リスクが上がる
医師を含めて、ほとんどの人は、LDLコレステロールは「悪玉」と思い込まされています。だから、一般の人はLDLコレステロールが上がると不健康であると思い、医師は高コレステロールの患者を診ると、このままだと死ぬよ、と脅します
食事性終末糖化産物と死亡リスクの関連性はない
糖質過剰摂取により、体内で終末糖化産物(AGEs)が大量に作られます。しかし、食事でも我々はAGEsを摂取しています。食事のAGEsは有害でしょうか? 今回の研究では、食事性AGEsの摂取量と全原因死亡率または特定死亡率
高血圧の薬でがんリスクが増加する その1 腎臓がん
多くの人が飲まされている高血圧の薬。心血管疾患のリスクを低下させるために必要だと考えられていますが、他の疾患リスクが上がってしまっては何のために飲んでいるのかわかりません。 以前の記事「長期の高血圧の薬の使用とがんのリス