糖尿病と診断されてからよりも、耐糖能障害が出て早い段階で糖質制限を始めた方が、効果が高く、その後様々な糖質過剰症候群の症状を呈することもないでしょう。そのためには少なくとも、食後1時間値が上昇したときには、気づくべきでし
カテゴリー: 食事
頸動脈アテローム性動脈硬化症の決定要因としての内臓脂肪と肝臓脂肪
頸動脈アテローム性動脈硬化症って、冠動脈疾患と同様に、高コレステロールが原因と考えている人が多いでしょう。 今回の研究では、カナダ健康な心臓と心の同盟(CAHHM)コホート研究の参加者 6760人(平均年齢57.1歳)と
高血圧を改善させるというDASH食に糖質制限が圧勝
DASH食(Dietary Approaches to Stop Hypertension)というのをご存じですか?高血圧の予防、改善のためにアメリカで提唱された食事法です。ミネラル(カリウム・カルシウム・マグネシウム)
糖質制限、ケトン食反対派のウソ情報2つ
「Neuroscience News」というサイトの記事に次のようなタイトルの記事が掲載されました。 「Long-Term Keto Diet May Damage Your Body」「長期のケトダイエットは体にダメー
おちんちんが短い男性の共通点は?
普段の生活の中で、おちんちんの大きさ(長さ)を話題にすることは、ほとんどないでしょう。そして、自分のおちんちんが小さいと思っている男性も多いでしょう。しかし、誰かと比べるわけにもいかず、どれくらいの長さが平均的なのかも知
高血圧患者における尿中ナトリウム排泄と心筋梗塞
高血圧には塩分制限、というウソがまかり通ってしまっています。そうは言っても、多くの人は、本気で塩分制限はしていないかもしれません。 今回の研究では、3~4週間以上投薬を受けていない軽症および中等症高血圧患者2937人を対
ランセット糖尿病・内分泌学のグローバル委員会が肥満診断の大幅な見直しを提案する意図は?
確かに、BMIが肥満診断の最重要な指標であることは問題があります。何らかの見直しが必要かもしれませんが、今回のランセットの委員会の意図は全く違うような気がしてなりません。 委員会はBMIのみに基づいて肥満を検出することを
Lp(a)に対する食事や運動などの影響
専門家、医療側の主張からすれば、リポタンパク質(a)(Lp(a))の上昇は、心血管疾患の原因またはリスク因子です。それが正しいとすれば、Lp(a)は低い方が良いはずです。 Lp(a)が低い方が良いのであれば、Lp(a)を
すい臓がんの術後再発がケトン食のみで9か月間コントロールできた
糖質はがんのエサであり、糖質制限やケトン食はがんのコントロールに非常に有用な食事です。これまでのいくつもの報告を採り上げてきました。(「ケトン食の長期継続で進行がんの生存期間が劇的に改善」「脳に転移した肺がんに対するケト
慢性的な痛みを抱える人の3人に2人が、痛みを和らげるために食べている
慢性疼痛のある人では、甘いものを食べると、一時的に痛みが低下するような錯覚を覚えるかもしれません。しかし、実際にはそれが悪循環になると思います。慢性疼痛のある人は疼痛に対する反応として慰めの食事を摂っているようです。 今