先週の週末、循環器や脂質異常の専門家たちはSNSで大騒ぎでした。その理由は、登場間近だと思われていた、Lp(a)低下薬のペラカルセンの第III相試験、Lp(a)HORIZON試験が大失敗に終わってしまったからです。(ここ
カテゴリー: コレステロール
糖質制限で大きく増加したLDLコレステロール値をどうしても下げたいのなら
糖質制限をすると、少なくない割合でLDLコレステロール値が上昇します。そして、それは一時的なものではなく増加したままであることも少なくありません。私自身もその一人です。 健康診断でうるさく言われるのが嫌で、どうしてもLD
糖質制限、地中海食と低脂肪の植物性食品中心食に圧勝
いまだに糖質制限を批判する人は後を絶ちませんが、ほとんどが根拠がありません。いまだに低脂肪食、野菜中心の食事を勧めている人もいるでしょう。 今回の研究では、糖質制限(ケトン食)、と欧米ではなぜかよく出てくる地中海食、そし
白血球や血小板の増加はインスリン抵抗性と関連している その1
みなさんは、健康診断などの血液検査で、白血球数や血小板数を気にしたことがありますか?正常範囲内にあるから、気にしていないという人が多いと思います。しかし、これらの値は、基準値が非常に広くとられていて、本当に正常な状態とい
75歳、予防のためのスタチンを中止したら死んじゃうの?
非常に多くの人がただ単にLDLコレステロール値が高いという理由だけでスタチンを処方されています。そして、それを止めると、まるで死んでしまうかのように脅されている人もいるでしょう。 今回の研究では、75歳以上の高齢者で、心
低LDLコレステロールは死亡率が高い
コレステロールは悪者扱いされているのに、実際にはコレステロールが低い方が死亡率が高いという論文がいくつもあります。それなのに、医師はコレステロールを下げろ、と言い続けます。 今回の研究では、東アジア(台湾)のデータを使用
痛覚変調性疼痛の本質は脳のインスリン抵抗性ではないか? その4 過敏性腸症候群
痛覚変調性疼痛には様々な疾患があります。代表的なものでは、線維筋痛症や片頭痛がありますが、過敏性腸症候群もその代表でしょう。過敏性腸症候群は大腸および小腸に特に器質的異常がないにもかかわらず、下痢あるいは便秘などの便通異
果糖やスタチンががんの転移を促進するかも
医療の世界では、がんの患者にも糖質摂取が勧められています。例えば、がんの治療で手術や抗がん剤治療を受けるときにも、体力を落とさないとか、体重を落とさないとか、なんとか言う理由で、食べられるものを食べて、と強く促されます。
メタボリックシンドロームは脳の老化促進と関連している
認知症は糖質過剰症候群です。メタボリックシンドロームも糖質過剰症候群です。だから、メタボの人が認知症リスクが高いのは当然です。 今回の研究では、40歳から70歳までのイギリスのバイオバンク参加者27,375人を対象に、メ
男性も女性もスタチンで糖尿病発症リスクが増加する
LDLコレステロール値を下げるために、医師はスタチンを投与したがります。しかし、それによって糖尿病発症リスクが増加することを説明する医師はほとんどいないでしょう。 以前の記事「スタチンによる新規の糖尿病発症リスク」「スタ