現在、非常に多くの人が血糖値の異常があります。しかし、ほとんどの人はそれに気づいていません。血糖値の異常と言っても、もちろん空腹時血糖が上昇するだけでなく、食後の高血糖を含みます。空腹時血糖が上昇しなくても、血糖値スパイ
月: 2022年2月
結腸がん患者における未加工の赤肉とがん再発および死亡のリスク
ロシアがウクライナに侵攻し、心が穏やかではありません。どうして人間はずっと同じ過ちを繰り返すのでしょう。戦争反対です。日本も明日は我が身です。サイコパスに国を任せたらこのようになってしまいます。 力、お金が支配する世界が
コクランまでも低炭水化物食は効果が無いと・・・ その2
前回の記事「コクランまでも低炭水化物食は効果が無いと・・・ その1」では、コクランでさえ、低炭水化物食と超低炭水化物食をごっちゃにして分析をしてしまっていることを書きました。 その記事に関してコメントをいただきました。
コクランまでも低炭水化物食は効果が無いと・・・その1
コクランのレビューはランダム化比較試験(RCT)を中心に臨床試験をくまなく収集し、評価し、分析していると言われ、かなりの影響力があります。ここに書かれたことはエビデンスとしては最高に位置するとも考える人もいるでしょう。
飽和脂肪酸は心臓に悪くない
我々はずっと長い間、脂質、特に飽和脂肪酸をたくさん摂ると体の脂肪になり体重が増加したり、血管が詰まって心筋梗塞を起こすと思わされてきました。 しかし、以前にアメリカで行われた低脂肪食介入試験では全く違う結果が得られていま
糖質過剰摂取はミトコンドリアの呼吸を低下させる
ミトコンドリアは我々のエネルギー(ATP)を作ってくれています。ミトコンドリアの呼吸が行われて十分なエネルギーが得られます。 エネルギー消費量は食事の影響を受けます。摂取エネルギー(カロリー)量が同じでも、何を摂取するか
中年期にいくつもの慢性疾患があると認知症リスクが高くなる
多くの疾患、特に慢性疾患と言われているものは、ほとんどは糖質過剰摂取による糖質過剰症候群です。最初に出た症状、疾患を放置してしまうとその後どんどん様々な糖質過剰症候群に襲われます。 今回の研究では、55歳~70歳の多疾患
低炭水化物食でがんのリスク増加という研究の記事に対する医師のコメントは?
最近、ロカボマークの商品が本当に増えましたね。一定の糖質制限にはなっているので、ロカボを完全に否定するつもりはありません。しかし、そのマークに書かれている言葉がおかしいと思います。「おいしく楽しく適正糖質」と書かれていま
長期の高血圧の薬の使用とがんのリスク
高血圧は慢性疾患の代表と考えられています。多くの人が一旦薬を飲み始めたら、ずっと飲まなければならないと思い込まされています。しかし、慢性にしているのは多くは医療側であり、早い段階で原因を改善すれば慢性にはならないはずです
LDLコレステロール値は心血管イベントとは無関係
LDLコレステロールはいまだに悪玉扱いです。LDLコレステロール値が高いだけで、無条件でスタチンを処方しようとする医師もいっぱいいるでしょう。 今回の研究では、LDLコレステロール値と心血管イベントの発生について分析して