今回も100kmのウルトラマラソン前後の血液検査を行いました。 今年もレース前は直前の金曜日の朝の値です。レース後は直後に測定したいのですが、仕方なくレース翌日の昼食前の値です。 レース前 レース後 レース
月: 2018年6月
日本でも世界でも経済的な状況と子供の肥満は関連している
日本でも子供の貧困が問題になっています。それと共に健康面での問題も出てきています。経済的な状況は世界で肥満と関連を示しています。 日本のある研究では、4歳の子供の経済状況が裕福な子供と比較して、裕福ではない子供の肥満のリ
ドクターシミズのウルトラランナーへの道2018 その3
今回の100kmの完走率は73.1%だったようです。昨年が71.4%だったのであまり変わりません。思ったよりも低かったですね。今回は天候の変化に対応できない人が続出したのかもしれません。 しかし、ここ2年間を経験したラン
アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その1
アテローム性動脈硬化症は、一体いつ頃から始まっているのでしょう? アテローム性動脈硬化症は生活習慣病、成人病から来るので、成人してから、中年以降に起こる病気という認識の方もいるかもしれません。もちろん実際に症状が現れるの
ドクターシミズのウルトラランナーへの道2018 その2
スタート後比較的走りやすい気温で快適でしたが、段々と日が差すようになり少しずつ気温が上がっている感じがしました。 5kmの給水は摂らずにそのまま通り過ぎましたが、10kmから水を取りました。10km付近ではスタートから持
ドクターシミズのウルトラランナーへの道2018 その1
今年もサロマ湖ウルトラマラソンの季節になりました。 100kmのウルトラマラソンの世界記録って知っていますか?ウルトラマラソンに興味のない方は知っているはずはないでしょう。男女どちらも世界記録は日本人が持っていて、しかも
食後の中性脂肪が増加するとLDLが小さくなる
中性脂肪値が増加すると、小さな危険なLDLが増加します。以前の記事「食後の中性脂肪スパイクとsdLDLの関連」でも、食後のTGスパイク(中性脂肪値が食後に非常に高くなることを勝手にTGスパイクと呼んでいます)と小さな危険
中性脂肪/HDLコレステロール比と酸化ストレス
メタボリックシンドロームなどでは慢性の炎症が認められることが少なくありません。また、抗酸化活性が低下しているとも言われています。メキシコ人のデータではありますが、中性脂肪値とHDLコレステロールの比が体内の炎症や抗酸化活
LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その8 プラークの中にカイロミクロン
以前の記事「LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その6」では、実際の大動脈から得られたプラークを分析すると、そこには平均してVLDL+IDLが3分の1以上を
ビタミンやミネラルのサプリメントは心血管疾患のリスクを低下させない?
以前の記事「フリースタイルリブレを使った人体実験 その24 ビタミンCサプリメントの影響」で、今回血液のデータを送っていただいた方の実に64%以上の方が、何らかのサプリを飲んでいることがわかりました。サプリメント大国のア