医師の処方内容は、製薬会社にちょっと何かもらったくらいでは変わらないと思っている人もいるでしょう。医師の中にも、こんなエサでつられないぞ、と思っている人も多いでしょう。 でも、製薬会社が渡す、たった20ドル(3,000円
カテゴリー: うつ
夜勤者でも食事は夜中に摂らない方が良い
人間は昼間に活動して、夜は眠るように進化してきました。人体は約24時間の周期で変化する生理機能のサーカディアンリズムにより、体温、ホルモン分泌、睡眠覚醒など、様々な身体機能が変動します。それに逆らえば、体内時計が狂ってし
子供のインスリン抵抗性は脳を小さくする
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源ではありませんが、もちろん重要なエネルギー源です。特にほとんどの人は糖質過剰摂取ですから、ケトン体が産生されるわけではないので、ブドウ糖が唯一のエネルギー源となってしまいます。 子供の場合
MAHAレポートすごい内容です
ケネディさんとトランプさんはすごい内容のレポートを出してきました。MAHAとは「Make America Healthy Again」の略です。再びアメリカを健康にする、という非常に重要な活動です。 よくこんな突っ込んだ
強迫性障害の治療としてのケトン食
私には強迫性障害で日常生活に支障をきたすほどではないですが、いくつもの軽い強迫観念や強迫行為があります。特に確認行為は以前は自分でも嫌になるほどでした。今ではありませんが、特に戸締りに関しては、外に出かけた後、カギを掛け
双極性障害は糖質過剰症候群 その2
「その1」の続きです。 双極性障害は糖質過剰症候群だと考えています。今回は糖質過剰摂取で起こるインスリン抵抗性や糖尿病での脳の変化と双極性障害との関連を見てみましょう。 インスリン抵抗性は双極性障害患者の半数以上に認めら
双極性障害は糖質過剰症候群 その1
双極性障害(以前は躁うつ病とも言われていました)は精神疾患の代表的な疾患の一つです。しかし、本当に精神疾患なのでしょうか?多くの精神疾患は多因子性であるとは思っていますが、大きな原因の一つは代謝障害であり、精神疾患という
妊娠前の肥満は危険 その3
「その1」「その2」の続きです。 周産期はうつ病になりやすい時期だと考えられています。この周産期のうつ病にも肥満が関係しています。 まずは、かなりの肥満の女性を対象とした研究です。(ここ参照)18歳から35歳までの、クラ
インフルエンザワクチンを接種するとインフルエンザにかかるリスクが高まる
季節外れのネタですが、以前の記事「ワクチン接種と死亡および感染リスク」で取り上げた、新型コロナウイルスのワクチンは接種回数が増加するほど、感染しやすくなるという研究を発表した、クリーブランドクリニックからのインフルエンザ
プロトンポンプ阻害薬(PPI)と抗うつ薬のSSRIで歯科インプラントの失敗リスクが増加する
変形性関節症で手術により人工関節を埋め込むのと同様に、歯を失った場合に歯科インプラントを入れることになる人も多くなっているでしょう。 コントロールされていない全身疾患があれば、なかなか難しいかもしれませんが、普通に薬を飲