最近プレジデントオンラインに江部先生の記事がいくつか出ていましたね。「イチゴでも桃でもない…糖尿病の医師が断言「糖質が1%未満だから糖質制限中でも食べていい唯一の果物」」「軽度の高血糖でもがんリスクを高める…日本人の死因
カテゴリー: ケトン体
子供のインスリン抵抗性は脳を小さくする
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源ではありませんが、もちろん重要なエネルギー源です。特にほとんどの人は糖質過剰摂取ですから、ケトン体が産生されるわけではないので、ブドウ糖が唯一のエネルギー源となってしまいます。 子供の場合
強迫性障害の治療としてのケトン食
私には強迫性障害で日常生活に支障をきたすほどではないですが、いくつもの軽い強迫観念や強迫行為があります。特に確認行為は以前は自分でも嫌になるほどでした。今ではありませんが、特に戸締りに関しては、外に出かけた後、カギを掛け
リアルワールドで2型糖尿病の寛解を達成した人の血糖値の推移
今回の研究は、リアルワールドにおいて食事や運動行動の変更を通じて2型糖尿病の寛解(血糖降下薬を3か月以上使用せずに糖尿病レベル以下の血糖値(HbA1c値が6.5%未満)を維持)を達成した個人の特性と生活習慣要因を明らかに
糖質制限による高LDLコレステロールは心疾患の予測因子ではない
糖質制限をすると、少なくない割合でLDLコレステロールが上昇します。その後下がる人もいますが、ずっと高いままの人も多いです。 このような高コレステロール血症が起きることで、専門家たちは大騒ぎして、糖質制限の危険性を煽るで
慢性腎臓病に対する糖質制限
先日の記事「高タンパク質摂取は2型糖尿病の腎機能低下リスクを減少させる」で書いたように、タンパク質が腎機能低下を起こすとは、私は考えていません。糖質制限をするとタンパク質摂取量が増加しますが、慢性腎臓病に関しても、糖質制
脳の老化は中年期からの脳のインスリン抵抗性で起きる 予防は60代では手遅れかも
多くの人は認知機能が低下し始めて、慌てて認知症が起きないように、または進まないようにどうしたらいいか、悩みます。高齢になって脳を若返らせる方法はありません。 脳の老化は、ブドウ糖代謝低下、脳の萎縮、脳血管疾患、βアミロイ
ケトン食は脳の悪性腫瘍の神経膠芽腫(グリオブラストーマ)の生存率を圧倒的に高める
グリオブラストーマ(膠芽腫)は、脳腫瘍の中でも最も悪性度の高い悪性腫瘍の一つです。発症からの生存期間中央値は約1年程度であり、2年生存率30%以下、5年生存率8%以下とされます。(ここ参照) 今回の研究では、34歳から7
たった1回の糖質摂取でも脂肪分解が大きく低下する
糖質制限にチートデイを設けている人もいるでしょう。でもご用心。 今回の研究はサンプル数は非常に少ないですが、非常に興味深い内容です。 今回の研究では、BMIが18〜35の18〜65歳の健康(BMIが30以上で健康とは言え
ケトン食は高血圧のリスク上昇と関連している?
タイトルで人を騙すのはやめようよ!もういい加減、このレベルの論文を査読で通すのは止めようよ。 糖質制限もケトン食も血圧を低下させます。いくつもの研究で示されています。(「高血圧、耐糖能障害、肥満の3つを抱える人に対する糖