ドクターシミズのおすすめ小説2024

私が子供のころ、親に本を読みなさいと言われていましたが、まったく興味なし。マンガは好きでしたが、活字ばかりの本は好きになれませんでした。そのおかげで国語が大の苦手でした。そんな清水少年が大人になり、本を出版することになるのですから不思議です。

なぜかここ近年、小説を読むことが好きになってしまいました。それまでも本は結構読んでいましたが、小説はほとんど読んだことが無かったのです。ところが読んでみると結構はまってしまいました。難しい歴史ものとかは好きではなくミステリー系が好きですね。精神年齢が低いので、50代の本というより、もう少し若い世代の小説が多いかもしれませんが、面白かった小説をご紹介します。

(順位付けはそこまで深くは考えていないので、これからも変動します。)

第1位 秘密(文春文庫)  東野圭吾

多くの作品を執筆されている東野圭吾さんの感動の名作。少し前の作品ですが、泣けます。涙を流しながら読んだのはこれが初めてです。切ない…

 

第2位 野良犬の値段(上) (幻冬舎文庫 ひ 16-10)(下) (幻冬舎文庫 ひ 16-11) 百田 尚樹

がんになったことを先日報告された、百田 尚樹さん。先の気になる展開に夢中になり、上下巻なのに一気読み必至。

 

第3位 羊の国の「イリヤ」 (小学館文庫) 福澤 徹三

悪夢のように、人生が落ちてゆく展開が非常に面白い。

 

第4位 望み (角川文庫) 雫井 脩介

人の親をやっていると、この切なさ、苦しさ…。最後の最後まで考えさせられます。本当に究極の選択。重く心に突き刺さるようなテーマで、泣けます。読み終わって何日経っても、思い出すと苦しい。

 

第5位 容疑者Xの献身 (文春文庫) 東野圭吾

ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。凄いなあ。東野圭吾さんの才能を思いっきり感じる作品。

 

第6位 御子柴シリーズ(講談社文庫) 中山 七里  贖罪の奏鳴曲追憶の夜想曲恩讐の鎮魂曲悪徳の輪舞曲復讐の協奏曲殺戮の狂詩曲

ものすごい勢いで新刊を出し続ける中山 七里さん。大どんでん返し系が多く、特にこの悪徳弁護士の御子柴シリーズはおすすめです。

 

第7位 霧をはらう(上) (下)  雫井脩介

雫井脩介さん、また泣かせてくれました。上下巻でボリュームがありますが、テンポよく一気読みしちゃうし、しかもラストが…

 

第8位 スワン(KADOKAWA) 呉 勝浩

ぐいぐい読んで、引き込まれます。構成も良いし、考えさせられる真相。

 

第9位 リカ (幻冬舎文庫) 五十嵐 貴久

リカ28歳。はまります。テレビドラマは残念でしたが小説はリアリティなんて無視で、面白いです。シリーズ全部(現在8作品)読みました。出版順に読むのがお勧めです。でもそろそろネタ切れというか、マンネリ化かな?

 

第10位 サリエルの命題 (講談社文庫) 楡 周平

新型コロナが流行したからこそ、今読んでみると一層考えさせられます。少子高齢化する日本への問題提起です。

 

第11位 ヘルドッグス 地獄の犬たち (角川文庫) 深町 秋生

やくざものが嫌いでなければ、おすすめです。警察小説でもあるけれど、ハードですが面白い。これもシリーズもので3作品あります。

 

第12位 ネメシスの使者 (文春文庫) 中山 七里
死刑制度がテーマの社会派ミステリー。最後のどんでん返しがすごいですが、死刑というテーマが重いです。

 

第13位 天使のナイフ (講談社文庫)  薬丸 岳
少年犯罪、少年法の壁を題材とした重いテーマですが、話の展開が面白かったです。

 

第14位 正義の天秤 (角川文庫) 大門 剛明

これもシリーズもののリーガル・ミステリです。何が正義か?難しいですね。

 

第15位 残像 (角川文庫) 伊岡 瞬

色々な犯罪が詰め込まれたミステリ。巻き込まれていく感じが面白いです。

 

*話題の本だけど私には響かなかった本

その他

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