健康のために太陽の光を浴びることは重要です。
今回の研究では、日光への曝露量と主な死因との関連を調べています。29,518人(研究開始時の年齢は25~64歳)の女性を対象に、全死亡率の危険因子としての日光曝露の違いを評価しました。(図は原文より、表は原文より改変)
上の図は日光曝露習慣による死亡率です。左から、日光を避ける、中程度の日光曝露、高度の日光曝露です。上の3つのグラフは、心血管疾患、がん、その他に分類された死亡率を示しています。下の3つのグラフは、日光曝露習慣による死亡への相対的な寄与度を示しています。日光を避ける群が最も死亡率が高くなっているのがわかります。
心血管疾患死亡リスクは、日光曝露の回避がある人は、それがない人と比較して1.6倍でした。日光曝露の回避がある人は、中程度曝露と比較して1.5倍であり、高度曝露と比較すると2.3倍でした。がんによる死亡リスクは、日光曝露の回避がある人は、中程度曝露と比較して1.2倍、高度曝露と比較して1.4倍でした。その他の死亡リスクも中程度曝露と比較して1.7倍、高度曝露と比較すると1.6倍でした。
下の図は、研究参加から20年後の死亡率の年齢依存性増加を、3つの日光曝露群における3つの主要死因別に、喫煙の有無で層別化して示しています。3つの死亡群全てにおいて、喫煙者間で最も大きな差が見られました
上の図のように、喫煙して日光を避けると様々な死亡率が大きく増加しました。
上の図は、年齢層別および日光曝露習慣別の平均生存率、喫煙状況別、および年齢層別の喫煙者と非喫煙者の平均寿命の差を計算割いたものです。最も日光曝露が多かった人に比べて、非喫煙者の平均余命は、20年間の追跡期間中に日光曝露を避けた65-74歳で0.62年、75-84歳で1.34年短くなりました。喫煙者で同じ比較をしたところ、それぞれ1.1年と2.1年短くなりました。
| 日光を避ける | 中程度日光曝露 | 高度日光曝露 | |
|---|---|---|---|
| 皮膚がん | |||
| 皮膚がんなし | 1.0 | 0.75 (0.66–0.84) | 0.58 (0.50–0.66) |
| グループ内の層別分析 | 1.72 (1.5–2.0) | 1.29 (1.2–1.4) | 1.0 |
| 非黒色腫皮膚がん(HR、95% CI) | 0.78 (0.3–2.1) | 0.45 (0.29–0.69) | 0.2 (0.08–0.49) |
| グループ内の層別分析 | 4.1 (1.0–16.6) | 2.3 (0.9–6.4) | 1.0 |
| 悪性黒色腫(HR、95%CI) | 4.1 (1.68–9.9) | 1.07 (0.7–1.7) | 0.97 (0.56–1.65) |
| グループ内の層別分析 | 8.0 (2.4–26.2) | 1.4 (0.7–2.9) | 1.0 |
上の表のように、日光を避ける人では、高度日光曝露群と比較して、皮膚がんがない場合の全原因死亡リスクは1.72倍高く、非黒色腫皮膚がんは4.1倍高く、悪性黒色腫は8倍高くなりました。
我々人類は日光を浴びて進化してきました。太陽の恵みで進化してきました。日光を避ける必要はありません。
「Avoidance of sun exposure as a risk factor for major causes of death: a competing risk analysis of the Melanoma in Southern Sweden cohort」
「主要死亡原因の危険因子としての日光曝露回避:スウェーデン南部のメラノーマコホートの競合リスク分析」(原文はここ)



近年、夏に子供とプールに行くと、男性ですら、変な服着て泳いでますからね。
女性は、職場から駐車場までの3分くらいの外の道のりですら、長袖と日傘ですから。
みんな「シミ」を気にしているみたいですが、その主な原因は、糖質ではないか、と思っています。
三世敏彦さん、コメントありがとうございます。
太陽を避けるように、様々なところで洗脳されているので仕方がないでしょうね。
私もシミの主な原因は糖質だと思っています。