ブログをご覧の皆様へ 血液検査データ提供のお願い2020

私のブログをご覧の皆さまへのお願いがあります。

当ブログで自分自身の血液検査データを何度か公表してきましたが、たった一人のデータなのでそこからわかることは非常に限られています。そこで、いつもブログを読んでくださっている皆様のお力をお借りしたいと思います。
2018年にも同様のアンケートをお願いしましたが、再度行いたいと思います。

これまでのブログの記事でも何度か書いてきたように、検査データの基準値はあくまで糖質過剰摂取者のデータを集めて決めたものであり、糖質制限での検査データの基準値はいまだに存在しません。また、糖質制限を行うことにより、基準値をはずれた値が出てしまい、不安に感じている方もいると思います。

多くの糖質制限を行っている方のデータを集めてどのような範囲にあるのかを知ることは非常に有益だと思います。

新型コロナウイルスも落ち着いてきて、春の健康診断が遅れていた方もそろそろデータが出たのではないかと思います。

今年の春の健康診断や最近の病院受診などで採血をした血液検査データをご提供していただけないでしょうか?できる限り新しいものが望ましいですが、1年程度前のもの、昨年の春の健診等のものでも構いません。

匿名で構いません。できる限りわかる範囲で入力してください。必須項目もあります。もちろん、通常では測定しない項目もあるので、そのような項目は未入力で構いません。

なお、送っていただいたデータは分析して、興味深いデータが得られましたら、本ブログなどで公表する場合がありますことをご了承ください。(もちろん、個人のデータを特定されることはありません)
また、今回のデータによって個人の健康状態などを判断するものでもございません。

本来ならば一人一人にお礼のメールを差し上げたいところですが、なかなか追いつきません。個別のメールは申し訳ありませんが、返信いたしません。こちらからデータに関する質問等があった場合にはご連絡を差し上げることもあります。

せっかくのデータをご提供いただいても、誤入力やほんの一部のデータしか入力されていない場合があります。ご確認の上、可能な限りの項目の入力をお願いいたします。

また、今回の趣旨はそれぞれの方に対する相談にのるものではございません。データをまとめて共有することが目的です。

血液データだけでは診断できないことはもちろん、少ない情報ではアドバイスも難しいと思います。診察もしていない状態では医学的な判断は医療法上も問題がありますのでご了承願います。

もし、その他何らかのご相談事がある場合はお問い合わせ欄からお願いいたします。また、記事などに対するご感想やご意見はこれまで通りコメント欄に書き込んでいただければ幸いです。

データを入力後必ず送信ボタンを押してください。

また、データの提供は一人1回だけでお願いいたします。何回も入力しないでください。

よろしくお願いいたします。

 

11 thoughts on “ブログをご覧の皆様へ 血液検査データ提供のお願い2020

  1. 食事内容を聞き取って糖質制限の有効性を判定するような記事がよくありますが、
    アンケートでの統計は、やはり信憑性が薄れますね。
    やってみて実感しました。

    1. 鈴木武彦さん、コメントありがとうございます。

      食事に関する研究はどうしてもアンケートが多くなるので、仕方ないと思います。
      しかし、ある程度の方向性はわかることもあると思います。

    1. 江部康二先生

      先生自らデータのご提供ありがとうございます。
      もう少しデータが集まりましたら、まとめたいと思っています。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  2. 新型コロナウイルスのため、人間ドックが来月になりました。
    結果は8月になりますが、間に合えば入力しますね。

    1. カーコさん、コメントありがとうございます。

      結果お待ちしております。
      現在のところ、いつまでデータ募集をするかは決めていません。
      なるべく多くの方のデータを集めたいと思っています。

  3. ケチをつけるわけではありませんが・・・・
    質問内容の重要な部分に清水さんが常日頃から否定している「自己申告」が入っていてデータとして信頼性が劣るのではないでしょうか?
    これを普段の主張から180度ひっくり返して信頼に足るとおっしゃるなら、それこそ結論ありきの都合の良い解釈になるんじゃないですか?

    1. 風来坊さん、コメントありがとうございます。

      質問内容の重要な部分というのは、糖質量についてでしょうかね?
      もちろん自己申告に間違いないので、データを信用できないと考えるのであれば、ご自身でそう判断してください。

      ただ、ほとんどすべての人が数か月のダイエットだけの糖質制限をやっているわけではありません。
      また参加者を募って、無理やり食事の介入をした研究でもありません。
      年単位で糖質制限を自主的に選択し、何らかの疾患を逆転したり、健康のために糖質制限をしている人が、
      わざわざウソの報告をしているとは思えないと、私自身は考えています。
      厳密に糖質量を測定している人は少ないかもしれませんが、たとえ50gの糖質量と申告していた人が実際には100gの糖質を摂取していても
      通常の糖質過剰摂取になるわけではなく、糖質制限の範疇に入ります。
      糖質制限している人と一般の人との比較なので、この程度の精度で十分でしょう。
      どこかの施設できっちり糖質量測定してデータを取るよりも、リアルな生活の中で糖質制限を行うとデータがどのようになるかを評価したほうが
      有用だとも考えます。

  4. 『万引き依存症』(斉藤章圭 社会福祉士・精神保健福祉士 著 )
    万引きに限らず、依存症治療の本です。

    気になる記述がありました。
    摂食障害も「特殊な食習慣にのめりこんでいる」という意味で依存症の一種とのこと。

    糖質制限も、「バランスの良い食事」が最良/常識の多数派からみたら、
    依存症の一種になってしまうのでしょうか。

    1. 鈴木 武彦さん、コメントありがとうございます。

      依存症は足し算です。糖質を制限した引き算は依存症ではありません。
      何かを食べなければ気が済まないのであれば依存症かもしれません。
      糖質制限が依存症であれば、バランスの良い食事に依存しているのも依存症でしょう。
      摂食障害も何かある一つ以上の食べ物に依存したり、食べて吐くなどのプロセス、行為に依存しているのであれば、依存症だと思います。

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