新型コロナワクチンによる脳出血の可能性

新型コロナウイルスのワクチンについて、札幌の禎心会病院から凄い論文が出てきましたね。

「Expression of SARS-CoV-2 spike protein in cerebral Arteries: Implications for hemorrhagic stroke Post-mRNA vaccination」

「脳動脈におけるSARS-CoV-2スパイクタンパク質の発現:mRNAワクチン接種後の出血性脳卒中への影響」(原文はここ

対象は、2023年3月から2024年4月までに、札幌禎心会病院で手術を受けた出血性脳卒中患者および剖検例の全症例19例です。

損傷部位から脳組織またはその他のサンプルが採取されました。ワクチンの種類とワクチン接種日に関する情報は、日付とロット番号を含めて市町村のワクチン接種記録から取得しました。(図は原文より)

上の図はワクチン接種歴とワクチンのロットです。黄色い色を付けたのは、複数人が重複しているロットです。いくつかのロットの重篤および死亡の報告数を調べてみましたが、いわゆる「死のロット」ではありませんでした。(ここ、および「ロット番号の違いによるワクチン副作用および死亡」参照)

新型コロナ感染歴が確認されたのは、医療機関でPCR検査や抗原検査により陽性と診断された症例のみで、それ以外は感染なしとしています。

19例のうち10例が脳内出血、6例がくも膜下出血、2例が動静脈奇形による出血、1例が海綿状血管腫による出血でした。平均年齢は58.9歳で、20代が2人(いずれも動静脈奇形)、30代が1人含まれています。女性が14例、73.7 %と大部分を占めました。16人の患者が新型コロナワクチンを接種していました。ワクチン接種を受けた 16人の患者のうち、ワクチン接種回数の中央値は4.0回で、最後のワクチン接種から手術までの平均期間は10.8 か月でした。(図は原文より)

上の図は、脳組織サンプルで免疫組織化学染色により新型コロナのスパイクタンパク質が検出された実例(症例9)です。ワクチン接種歴7回、新型コロナ感染歴のない72歳女性です。左側頭葉の脳内出血に対して緊急血栓除去手術を受けました。標本は出血部位の周囲から採取されました。免疫組織化学染色の結果、脳アミロイド血管症は除外され、血管内膜(図のC)と平滑筋(CとE)にスパイクタンパク質の陽性染色が観察されました。

上の図は、症例の免疫染色です。病理組織学には明るくないのでよくわかりませんが、新型コロナワクチン接種歴のある16人の患者のうち、7人(43.8 %)がスパイクタンパク質の陽性染色でした。ワクチン接種歴のない3人の患者のうち、2人(66.7 %)がスパイクタンパク質の陽性染色でした。

上の図は、症例16の免疫染色です。皮質下出血の88歳の女性、7回のワクチン接種歴があり、感染歴なしです。CD4陽性T細胞およびCD68陽性細胞の内膜への浸潤、ならびにCD8陽性細胞の外膜への浸潤などの所見が認められています。

スパイクタンパク質陽性症例では、すべてのスパイクタンパク質が脳動脈の内膜に発現しており、活動性血管炎を示唆する明らかな炎症細胞浸潤は認められませんでした。しかし、スパイクタンパク質陽性症例では、ワクチン接種歴の有無にかかわらず、CD4陽性T細胞およびCD68陽性細胞の内膜への浸潤、ならびにCD8陽性細胞の外膜への浸潤などの所見が認められました。スパイクタンパク質陰性症例では、このような所見は認められませんでした。

スパイクタンパク質染色陽性例は女性9例、男性0例で、すべて女性であるのは非常に興味深いです。

上の図は症例4、5、15についてのin situハイブリダイゼーションというものです。これにより、スパイクタンパク質がワクチン由来なのか、ウイルス由来なのかがわかるそうです。これらの症例は、最後のワクチン接種からそれぞれ17、12、11か月が経過していました。3症例すべてにおいて、in situハイブリダイゼーションにより、内膜にワクチンのmRNAとSARS-CoV-2ウイルスRNAの両方が存在することが明らかになりました。

全てで、ヌクレオカプシドタンパク質の免疫染色は陰性だったので、活動性ウイルス感染がないことを裏付けています。

しかし、スパイクタンパク質陽性血管に炎症細胞の浸潤が見られていることは、スパイクタンパク質が何らかの悪影響を与えていることを示唆しているのではないかと思います。しかも、ワクチン接種後17か月を経過していても、ワクチン由来のスパイクタンパク質が認められていたのです。mRNAワクチンが、脳の血管壁でスパイクタンパク質の生成を誘発し、その効果が国や企業、専門家たちが言っていたよりも長く持続することが明らかになりました。

調べた限りでは、日本脳神経外科学会は新型コロナワクチン接種に対し、明確な態度は示していないようです。他の学会のように、推奨という立場ではないのかもしれません。しかし、このような報告を受けて、安全性がわかるまでは中止すべきという姿勢を示してほしいですし、学会としての何らかの説明が必要でしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です