PPI(プロトンポンプ阻害薬)とスタチンはマッチポンプ薬の二大巨頭です。特にPPIは様々な疾患リスク、死亡リスクを高めます。(「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は死亡率を増加させる」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は様々な
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メタボリックシンドロームを放置しておくとがんのリスクが増加する
がんもメタボリックシンドロームも糖質過剰症候群です。だからメタボの人ががんのリスクが高くなっても不思議ではありません。 今回の研究では、メタボリックシンドロームの1回の評価だけでなく、メタボの軌跡パターンでがんのリスクが
糖尿病の死亡リスクを下げる因子
糖尿病の人は一般の人より 2~4倍も死亡リスクが高くなっています。HbA1c、LDLコレステロール、アルブミン尿、喫煙、血圧などの要因をどの程度制御すれば、糖尿病に関連した過剰な死亡リスクを排除できるのでしょうか? 今回
PPIだけでなく別の胃酸を強力に抑える薬(タケキャブ)を使うと胃がんのリスクが増加する
PPI(プロトンポンプ阻害薬)を飲んでいる人は、PPIが胃がんのリスクを増加させることはみなさんよく知っていると思います。(「PPI(プロトンポンプ阻害薬)による胃がんリスクの増加をどれだけの人が知っているであろうか?」
扁桃摘出とがんのリスク増加
以前の記事「扁桃やアデノイド摘出は様々な疾患のリスクを増加させる」で書いたように、扁桃摘出手術を受けるとがんのリスクが高くなる可能性があります。 今回の記事では、その関連をまとめてみてみましょう。 ホジキンリンパ腫:15
扁桃やアデノイド摘出は様々な疾患のリスクを増加させる
リンパ組織の扁桃は、一般に扁桃腺と呼ばれる口蓋扁桃や、アデノイド(咽頭扁桃)などがあります。子供の頃に取った人もいるかもしれません。 私が若い頃は扁桃摘出手術といえば子供が中心だった記憶があります。しかし、最近は大人の人
スタチンでLDLコレステロールを下げている人はがんのリスクを受け入れていますか?
いまだにLDLコレステロールは低ければ低いほど良いと思っている人がいますし、医師の中にもLDLコレステロールを下げたくて仕方がない医師もいます。 今回の研究では、LDLコレステロールの低下の程度と肝酵素(ASTやALT)
糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その7 甲状腺がん
GLP-1受容体作動薬は様々な副作用があります。(「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」参照) でもこの薬の需要は非常に大きく、製薬会社も医療側も儲かるので、あまり副作用については説明されないかもし
新しい更年期障害の薬でがんになるかもしれない
今年(2023年)の5月にアステラス製薬が開発していた更年期障害の薬、フェゾリネタントがアメリカで承認されました。顔のほてり、のぼせ感、寝汗などの更年期障害症状を低下させるそうです。いかにも売れそうな薬ですね。 では実際
一部のベンゾジアゼピンはがんの生存率を低下させる
がんの治療中に不安や不眠で抗不安薬、眠剤としてベンゾジアゼピンを処方されている人はいるでしょう。このベンゾジアゼピンががんの患者の生存率に影響を与えると聞いたら、驚くかもしれません。 今回の研究では一部のベンゾジアゼピン