男性も女性もスタチンで糖尿病発症リスクが増加する

LDLコレステロール値を下げるために、医師はスタチンを投与したがります。しかし、それによって糖尿病発症リスクが増加することを説明する医師はほとんどいないでしょう。

以前の記事「スタチンによる新規の糖尿病発症リスク」「スタチン誘発性糖尿病」「スタチンは糖尿病を進行させる」などでも書いたように、スタチンは糖尿病発症リスクも悪化リスクもあります。

今回の研究では、スタチンによる2型糖尿病発症の可能性を男女別でメタアナリシスで分析しています。対象となる研究は 21 件で、参加者はスタチン群、対照群共に全体で約53,000人でした。(図は原文より)

上の図のように、スタチンは女性で糖尿病発症の可能性を1.28にしました。男性も1.24倍でした。

男女合わせて、スタチンは2型糖尿病発症の可能性を25%増加させました。さすがマッチポンプ薬の代表ですね。

LDLコレステロールが低いこと自体、糖尿病のリスクを上げます。(「低LDLコレステロールと糖尿病」「低LDLコレステロールは糖尿病のリスクを高める」「LDLコレステロール値が低いほど2型糖尿病のリスクが増加する」など参照)

糖尿病とコレステロールには密接な関係があるのです。だから医療業界はLDLコレステロールを下げようとするのでしょう。

逆に考えれば、糖質制限で糖尿病のリスクを下げると、LDLコレステロールが上昇するのは不思議ではありません。糖質過剰摂取は万病の元だと考えれば、スタチンも万病の元かもしれませんね。

「Still in the dark: effects of sex differences on statin-associated diabetes risk」

「依然として不明瞭:スタチン関連糖尿病リスクに対する性差の影響」(原文はここ) 

One thought on “男性も女性もスタチンで糖尿病発症リスクが増加する

  1. 「万病のもと」スタチン、販売側にとっては「ドル箱」でしょうから「不都合な真実」は闇の中ですね。

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