ここ最近、GLP-1受容体作動薬に対する美辞麗句を並べ立てたような研究が多いですね。それについては次回以降に記事にするとして、その前段階として、糖尿病薬の中のDPP-4阻害薬について書きたいと思います。 アメリカ内科学会
タグ: 糖尿病
お粥は血糖値爆上がり食
お粥を好んで食べる人もいますが、病院食でも術後や、高齢者などにお粥が提供されることがあります。消化に良いのかもしれませんが、血糖値から考えると、血糖値スパイクを起こしやすくする食事です。 今回の研究では、健康な大学生31
妊娠後最初の1000日間の糖分制限は成人後の様々な疾患のリスクを下げる その1
妊娠後最初の1000日間の糖分制限シリーズがたくさん論文化されています。これは、イギリスの歴史的な砂糖配給制度を自然実験として活用して、妊娠から幼少期の砂糖の制限が後の人生において、様々な疾患とどのような関連があるかを分
機能性低血糖を知らない医師たち
体調の様々な問題を訴える患者が受診されました。問診票の内容を見ると、完全に「機能性低血糖」です。そして、診察して本人の話を聞いても、やっぱり機能性低血糖としか思えません。 しかし、私の外来を受診される前にいくつもの病院を
GLP-1受容体作動薬は快感を消失させるかもしれない
人間にとって意欲は重要です。趣味、食事、人との交流などに喜びや興味を感じる状態がなくなることは恐ろしいことです。以前楽しめていたこれらの興味、その意欲がなくなる状態、快感消失状態に今流行りのGLP-1受容体作動薬は導いて
正常な血糖値は正常な代謝を意味するものではない その2
代謝の異常が不可逆的になるのを待っていてはダメです。医療や検査機関が都合よく決めた正常値に騙されてはいけません。 「その1」では、糖尿病がその発症の10年以上も前から始まっていることを書きました。 今回は、すい臓のインス
男性も女性もスタチンで糖尿病発症リスクが増加する
LDLコレステロール値を下げるために、医師はスタチンを投与したがります。しかし、それによって糖尿病発症リスクが増加することを説明する医師はほとんどいないでしょう。 以前の記事「スタチンによる新規の糖尿病発症リスク」「スタ
正常な血糖値は正常な代謝を意味するものではない その1
医療はあなたが壊れるのをじっと待っています。予防と言いながら、本当に早い段階で異常を察知できる検査は行わず、壊れる寸前まで異常が起こらないパラメータばかりを検査して、「問題ありません」と言い続け、壊れた段階で「やっと壊れ
全身麻酔前の前日夜以降の絶食では足りない?GLP-1受容体作動薬が招く誤嚥リスク
全身麻酔のときに、胃に食べ物が残っていると危険です。それを吐いてしまい、誤嚥を起こすリスクがあるからです。だから全身麻酔をする前には必ず絶食が必要です。現在では固形物は6時間前、水やお茶などの水分は2時間前まではOKです
椎間板変性は糖質過剰症候群
私はほとんどの整形外科疾患を代謝疾患、もっと言えば糖質過剰症候群だと思っています。以前の記事「椎間板ヘルニアの痛みにはまず糖質制限」でも書いたように、椎間板ヘルニアの痛みにも糖質過剰摂取が関係しています。 私も糖質過剰摂