「その1」の続きです。 では、プラーク内出血、そしてその出血を起こす血管新生のリスクは、どのようなときに高くなるのでしょうか? 心臓の冠動脈ではないですが、頸動脈のプラークについて調べた研究があります。(ここ参照)ロッテ
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スタチンの臨床効果はLDLコレステロールや非HDLコレステロールの低下では説明できない
LDLコレステロールも非HDLコレステロール(non-HDL-c)も心血管疾患のリスクを予測する因子だと信じられています。スタチンでLDLコレステロールや非HDLコレステロールが低下すると、本当に心血管疾患リスクが低下す
プラーク内出血によるアテローム性動脈硬化性プラークの進行と破裂 その1
以前の記事「冠動脈造影は将来の心筋梗塞を予測しない」で書いたように、冠動脈造影で確認し、その後閉塞した動脈は、66%の患者において、最初の血管造影で50%未満の狭窄でしかなく、97%において、狭窄は70%未満でした。全体
SGLT-2阻害薬による糖尿病の血中の脂質の変化
SGLT-2阻害薬は、現在GLP-1受容体作動薬と並んで、糖尿病の薬の花形(表現が古い?)です。では、その実力、その影響を見てみましょう。 今回の研究は、18歳以上のアジア人2型糖尿病患者を対象にした、SGLT‐2阻害薬
HDLコレステロール値と冠動脈アテローム性動脈硬化症の存在および重症度との関連
いつも書いているように、医師はLDLコレステロール値が高いと、すぐにそれを指摘し、心血管疾患リスクが高くなると脅すでしょう。しかし、HDLコレステロール値が低くてもほとんど何も言わないでしょう。 今回の研究では、冠動脈造
sdLDLコレステロール値を計算してみよう
LDLコレステロールには質があります。大きくてふわふわしたLDLは有益なLDLです。しかし、小さなLDLは危険なLDLです。ただ、LDLは小さなものから大きなものまで連続性があり、大きいLDLか小さいLDLかの2つしかな
LDLコレステロール値が低いほど2型糖尿病のリスクが増加する
LDLコレステロール値と糖尿病は実はリンクしています。 今回の研究では、イタリアのナポリ地方保健局のCOMEGENデータベースというデータベースを利用しています。202,545人の患者の匿名化された電子カルテを分析し、事
HDLコレステロールが高いとがん患者の死亡や再発リスクが低下する
医師たちは必死にLDLコレステロールを下げたがります。脂質代謝のうち、まともにコントロールができる唯一のものだからでしょう。中性脂肪値を下げたり、HDLコレステロールを上げたりする有効な方法を医師たちは持っていません。(
冠動脈カルシウムの発症や進行はLDLコレステロールの質によって異なる
医師はLDLコレステロール値が高いと患者を脅しますが、LDLコレステロールの質に触れて、説明する医師は皆無でしょう。 LDLコレステロールには大きなものから小さなものまで連続性があり、その性質も違います。大きなふわふわし
毎日のコーヒーは心房細動リスクを低下させる
カフェインは交感神経系を刺激するので、なんとなく不整脈の心房細動を増やしそうですよね。でも、実際には反対のようです。 今回の研究では、持続性心房細動または心房細動の既往がある心房粗動患者を対象に、カフェイン入りコーヒー摂