高血圧には塩分制限、というウソがまかり通ってしまっています。そうは言っても、多くの人は、本気で塩分制限はしていないかもしれません。 今回の研究では、3~4週間以上投薬を受けていない軽症および中等症高血圧患者2937人を対
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糖質制限グルメ漫画「糖質オフっCIAO!」、ロバート・F・ケネディ・ジュニアさんの「なぜ私がワクチンを疑うのか」のご紹介
私のブログもお読みいただいている、漫画家のよっしーさんから本を送っていただきました。よっしーさんの糖質制限マンガ「糖質オフっCIAO!」の第1巻が発売になるようです。 11月14日発売です。世界糖尿病デーに合わせて出版な
すい臓がんの術後再発がケトン食のみで9か月間コントロールできた
糖質はがんのエサであり、糖質制限やケトン食はがんのコントロールに非常に有用な食事です。これまでのいくつもの報告を採り上げてきました。(「ケトン食の長期継続で進行がんの生存期間が劇的に改善」「脳に転移した肺がんに対するケト
毎日推奨量の果物を摂取するとインスリン抵抗性が増加する
アメリカの食事ガイドラインでは、2000kcalの食事の一部として、1日5サービングの果物と野菜を摂取することを推奨しており、これには果物から2カップ相当量以上が含まれます。1カップ相当の摂取量の例としては、次のようです
Lp(a)の値は繰り返し測定で変動するのか?
以前の記事「医療によるLDLコレステロール攻撃の次の標的はLp(a)」で書いたように、LDLコレステロールの次のターゲットは、リポタンパク質(a)、Lp(a)です。Lp(a)は間もなく、多くの医療機関で測定が始まる可能性
1560万人のデータで示された高中性脂肪の心血管死亡率増加
中性脂肪値は非常に重要であるにも関わらず、医師でさえそれほど気にしていません。 今回の研究では、韓国のデータベースを使用して、一般集団における中性脂肪(空腹時)と心血管疾患による死亡率との関連性を分析しています。対象人数
HDLコレステロール値が低いといくつかのがんリスクが増加する その2
「その1」で書いたように、HDLコレステロールが低いと、がんのリスクが増加します。今回は別の研究を見てみましょう。 今回の研究では、コペンハーゲン一般人口研究のHDLコレステロールとApoA1の測定値の情報を持つ107,
LDLコレステロールが大きく上昇しても動脈硬化は起こらない
心血管疾患、動脈硬化はLDLコレステロール値が高いから起きるわけではありません。しかし、医師や医療従事者の多くは、高LDLコレステロール=動脈硬化、であり心血管疾患のリスクが非常に高くなると信じています。 糖質制限をする
糖質制限でケトーシスになっている人が糖質制限を止めたらどうなる? その4 肝機能とインスリン抵抗性
糖質制限は非常に健康的で、私は元の糖質過剰摂取時代に戻るつもりはありません。 「その1」「その2」「その3」と同じ研究グループが新しい研究を出してきたので、記事にします。参加者は栄養性ケトーシスを平均3.9年維持してきた
糖尿病のない人における血中のC-ペプチド値と死亡リスク
多くの人は、普段の血液検査でC-ペプチドを測定してはいないでしょう。C-ペプチドはインスリンの前駆物質であるプロインスリンの構成成分です。すい臓のβ細胞で分泌直前に酵素によって分解されてインスリンとC-ペプチドとなります