骨髄バンクのドナー登録急増の悪影響

池江璃花子選手が白血病を告白したのが、今年2月11日でした。それに合わせて骨髄バンクのドナー登録は急増し、過去最高を更新したそうです。2月の登録数は何と1万人以上です。そして、テレビのワイドショーでもドナー登録を呼びかけている人もいました。(元の記事はここ。ただし、会員限定記事)

日本骨髄バンクスペシャルサイトより

多くの人は良かれと思い、登録したつもりだと思いますが、本当によく考えて登録したでしょうか?このドナー登録急増には大きな悪影響があるのです。7月4日に、白血病闘病中かつ骨髄移植経験をもつ女性の投稿が話題を呼びました。

この元の記事は会員限定ですし、ツイートした方の投稿は非公開なので、要旨だけ書きます。

ドナー登録は急増したけど、断られ続けていること、骨髄提供は手紙でやり取りが行われるため、時間がかかり、手紙は決められた人数しか出せず、答えが来てから次の人に手紙を出すことになる。だから提供の意思がない人は登録を解除してください、というものです。

白血病で戦っている人の3週間と、健康な人の3週間は大きく違う、とも言っています。

元々このドナー登録急増のニュースが出た時から、このような懸念がありました。本当にこの人たちは骨髄提供をお願いされたときに提供するのだろうか?、と非常に疑問でした。仕事に支障は出るし、全身麻酔を受けなければならないし、合併症のリスクはゼロではないし、しかも池江選手にあげられるわけでもない。

骨髄バンクの方でも提供の意思がない人は登録抹消をするようには呼び掛けているようです。骨髄バンクの情報によると、これまでのドナー登録者数は累計で約74万人で、そのうち骨髄バンクから適合通知が届いた人は、全体の39.3%(約31万人)。さらに、実際に骨髄等の提供に至った人はたった2.7%(約2万人)だそうです。 私の親友も提供を断られています。

是非とも「勢いで」登録してしまった人は、もう一度熟考して、提供が難しいと思ったら、登録を抹消してください。

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