ナイアシンは安全か? その1
先日の記事「フェリチンとアルコール」でも書きましたが、有害性がわかった上でそれを敢えて摂取することは何の問題もないと思います。それがたとえ糖質であっても、それは本人の自由です。そして本人の課題です。私が目の前まで行って、
先日の記事「フェリチンとアルコール」でも書きましたが、有害性がわかった上でそれを敢えて摂取することは何の問題もないと思います。それがたとえ糖質であっても、それは本人の自由です。そして本人の課題です。私が目の前まで行って、
HDLコレステロールは善玉コレステロールと言われますが、HDLコレステロール値が低い場合、医師や栄養士はどのようにアドバイスをするのでしょうか?まさか、「3食しっかりと、バランス良く食べて!」でしょうか? 増やしたほうが
薬は安全なものではありません。医療自体リスクアンドベネフィットで、リスクと利益を天秤にかけ、利益の方が上回ると考えられる場合に医療行為が行われることになっています。医療行為の中で薬を処方することは日常的なことです。しかし
ハリウッド映画の多くでは正義と悪がはっきりしていて、非常にわかりやすくストーリーが展開されます。娯楽作品なので、善悪が分かれていた方が何も考えず楽しめるというのは確かでしょう。 しかし、人間の体はそんなに単純ではないと思
一般的にはまだLDLコレステロールは悪者扱いです。スタチンをできる限り多くの人に飲ませるためには、LDLコレステロールを悪者扱いするしかありません。しかし、以前の記事「LDLコレステロール値は役に立たない」「LDLコレス
ちょっと古いものですが、面白い研究があります。スタチンとは違うメカニズムによる脂質異常症の薬のフィブラートの有効性と安全性を評価したプロジェクトです。 冠動脈疾患の患者でクロフィブラートという薬を投与された1,103人の
糖質制限を始めてどれくらいたったでしょうか?最近血液検査をするたびに、毎回、このデータにどんな意味があるのかを考えています。基準値に収まれば健康で、その範囲を外れたら異常である、という単純なものではありません。食事が変わ
糖質制限は血糖値が安定したり、HbA1cが低下したり、体重が減ったりするだけではありません。2型糖尿病の人が1年間糖質制限をすると非アルコール性脂肪肝が劇的に改善します。 非アルコール性脂肪肝は以前の記事「脂肪肝はただの
LDLコレステロール減少の割合とアテローム体積の変化の比較した研究があります。プラバスタチンと比較してアトルバスタチンの方がアテローム性動脈硬化症の進行をより抑制できるというのです。(図は原文より) LDLコレステロール
もしも、LDLコレストロールが高くなることがアテローム性動脈硬化症の原因だという仮説が正しいと考えるならば、非常に疑問があります。 もしこの仮説が正しいのであれば、LDLコレステロール値が高くなるとアテローム性動脈硬化症