スタチン誘発性糖尿病
LDLコレステロールが上昇すると多くの医師はスタチンを強力に勧めてきますが、スタチンに糖尿病のリスクを増加させる副作用があることを説明する医師はほとんどいないでしょう。 以前の記事「スタチンの使用は、はっきりとした糖尿病
LDLコレステロールが上昇すると多くの医師はスタチンを強力に勧めてきますが、スタチンに糖尿病のリスクを増加させる副作用があることを説明する医師はほとんどいないでしょう。 以前の記事「スタチンの使用は、はっきりとした糖尿病
医療の世界はいつの間にかEBM(Evidence-Based Medicine:根拠に基づく医療)が当たり前になってしまいました。もちろん良いこともありますが、データが捏造されたり、操作されたり、都合が悪い結果は隠された
医療の世界では、都合の悪いことは「パラドックス」としがちです。そもそも前提が間違っているとは思わないのがこの業界なのかもしれません。コレステロールは心臓に悪い、スタチンは心臓を助ける、というのは本当でしょうか? 今回の研
スタチンはLDLコレステロールを低下させます。LDLコレステロールの増加が心血管疾患の原因だと思い込まされている人が医師を含めて多いので、LDLコレステロール値を多くの人が気にします。 現在の医療の世界ではコレステロール
みなさんはアテローム性動脈硬化性心血管疾患 (ASCVD)のリスク計算器を試したことがありますか?(計算機はここ)これは、2013年のアメリカ心臓病学会/アメリカ心臓協会 (ACC/AHA)が発表したもので、現在の10年
人間の体は進化の過程で様々なメカニズムが確立してきました。そのメカニズムが狂うを症状や病気を発症しやすくなります。そのメカニズムを狂わせているものの一つは間違った食事です。しかし、もう一つ重要なものがあります。それは薬剤
「その1」「その2」「その3」「その4」に続き糖質制限でLDLコレステロールが上昇してもスタチンは不要論を書いていきます。 スタチンの効果はLDLコレステロール低下によって起きているのではないと思っています。スタチンの抗
「その1」「その2」「その3」に続き糖質制限でLDLコレステロールが上昇してもスタチンは不要論を書いていきます。 LDLコレステロールは別として、心血管疾患のリスク因子はいっぱいあります。 アテローム性動脈硬化症はメタボ
「その1」「その2」に続き糖質制限でLDLコレステロールが上昇してもスタチンは不要論を書いていきます。 今回は、その2の途中で少し書いた、インスリン抵抗性との関連についてです。 以前の記事「比較的若い女性の冠動脈性疾患の
以前の記事「その1」では、高LDLコレステロールの代表の家族性高コレステロール血症(FH)でもLDLコレステロールと心血管疾患に関連性がないことを書きました。 心臓の冠動脈の石灰化のスコアである、冠動脈カルシウム (CA