乳がんに糖尿病薬を使うと死亡率が高くなる
糖尿病は乳がんのリスク、再発のリスクを高めます。以前の記事「乳がんで糖質制限をした方が良い理由」で書いたように、乳がんの細胞にはインスリン受容体が非常に多くなります。糖尿病をインスリンやインスリン分泌を増加させるスルホニ
糖尿病は乳がんのリスク、再発のリスクを高めます。以前の記事「乳がんで糖質制限をした方が良い理由」で書いたように、乳がんの細胞にはインスリン受容体が非常に多くなります。糖尿病をインスリンやインスリン分泌を増加させるスルホニ
久しぶりの人体実験です。以前「糖質制限とLDLコレステロール上昇3 脂質をもっと食べるべき?(人体実験)」で100g程度の脂質を負荷して、コレステロールなどの変動を見てみました。前回の量ではまだ足りないと思い、今回はさら
以前の記事「筋肉内の脂肪の量とインスリン抵抗性」で筋肉内には脂肪が存在していて筋肉内の脂肪がインスリン抵抗性を起こしている原因の一つとというよりも、その脂肪を酸化する能力の方が関連しており、重要であると思われるということ
糖質制限を行うと、通常順調に脂肪や体重が減少します。インスリン感受性が改善し、インスリン抵抗性が低下します。インスリン抵抗性が存在すると、空腹時においても高インスリン血症が認められることから、早朝空腹時の血糖値とインスリ
このシリーズもその10まで来ました。アテロームの中のコレステロールは、LDLが血管の内腔から内皮細胞の隙間を通って、動脈の壁の中に入り込み、それによってもたらされるという今までの仮説がどうしても矛盾を感じてしまい、いろい
以前の記事「尿酸値と心血管疾患のリスク 本当だろうか?」で、抗酸化物質の尿酸がたくさんあるのに、どうして酸化LDLが発生するのだろう、という疑問を書きました。小さなsdLDL、そしてそれが酸化してできた酸化LDLはアテロ
尿酸値と言えば痛風ですが、尿酸値に関しては何かしっくり来ていません。痛風発作が起きているときに尿酸値が高くない人もいます。尿酸が高くなることと、尿酸の結晶ができて痛風発作を起こすことの間にはまだ何か他のことが絡んでいる気
以前の記事「空腹時インスリンを測定していますか?」で書いたように、心血管疾患のリスクとインスリン抵抗性は大きく関係していると思います。 動物実験ではなく、人間の細胞を使った研究ではありますが、インスリンがマクロファージが
みなさんは空腹時インスリンを測定したことがありますか?20年前の論文ですが、虚血性心疾患のリスク因子として空腹時インスリン値が重要であることを示しています。 ただ、空腹時インスリンだけではなく、アポBとsdLDLの3つを
前回の記事「その4」では、糖質過剰摂取によりミトコンドリアの機能障害が起こり、それによって内膜が肥厚するのではないかという仮説を書きました。 では、なぜ脂質が内膜に蓄積するのでしょうか?それを説明するのに、大きな海に出た