高インスリン血症と日本人のがん死亡
糖質はがんのエサです。がんは糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取をしているとインスリン抵抗性を招き、インスリン分泌能があれば、空腹時でもインスリンが高くなってしまいます。 今回の研究では高インスリン血症と日本人のがんによる死
糖質はがんのエサです。がんは糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取をしているとインスリン抵抗性を招き、インスリン分泌能があれば、空腹時でもインスリンが高くなってしまいます。 今回の研究では高インスリン血症と日本人のがんによる死
人間は恐らく進化の過程の中で、高血糖はもう満腹を意味していたのだと思います。というか、高血糖自体がほとんど起きていなかったと思います。だから血糖値が少し上昇した時点ですでに摂食を抑制する働きが起きているはずです。 低血糖
先日テレビ番組で、小さな男の子の兄弟が大量のバナナを食べているシーンを見かけました。二人とも大食いで、肥満です。親が率先して子供に食べさせています。何もわからずに喜んで食べている肥満の兄弟。ただの虐待です。 このような親
2型糖尿病は血栓性合併症のリスク増加と関連しています。糖尿病の80%が血栓性疾患で亡くなっています。これらの死亡の75%は心血管合併症によるものであり、残りは脳血管イベントと末梢血管合併症によるものです。(ここ参照) ま
前回の記事「高血糖は、妊娠中の胎盤での脂肪酸酸化を減少させ、胎盤の中性脂肪の蓄積を増加させる」では、母体の高血糖が脂肪酸の酸化を減少させることを書きました。脂肪酸の酸化が減少するということは、脂肪酸をエネルギーとして利用
心臓の専門家はLDLコレステロールに固執しています。一部の人はコレステロールは関係ないと気づいているでしょうが、学会やガイドラインには逆らえないのでしょう。 今回の研究では、耐糖能の状態、つまり正常血糖または前糖尿病また
今回は「その1」の続きです。まずはOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)についてです。その1でも示したように、フェーズ1(P1)は糖質制限でケトーシスの状態、フェーズ2(P2)は糖質制限を止めた糖質過剰摂取の状態、フェーズ3(
我々人類は断続的で時間制限のある摂食パターンに適応してきたことが示唆されています。進化の過程で獲得した代謝は、食べることのできる回数は1回か2回程度、非常に短い時間帯で、糖質もほとんどない食事が初期設定となっています。つ
2 型糖尿病の有病率は、特に若い年齢層で急速に増加しています。推定では、糖尿病のある人は糖尿病でない人より平均して6年早く死亡することが示唆されているそうです。(こことここなど参照) 今回の研究では、糖尿病の診断時の年齢
糖尿病では心血管疾患のリスクが高いにも関わらず、LDLコレステロールは高くないことが多いです。 今回の研究ではBMIとLDLコレステロールの関連を分析しています。対象は30歳から70歳までの2型糖尿病患者2,500人です