体に付いている脂肪はどこに付いていても同じ、というものではありません。お腹周りの脂肪、内臓脂肪は様々なリスクと関連しています。この内臓脂肪を増加させる最も大きな原因は「果糖」です。 今回の研究では、正常なBMIの閉経後の
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糖質過剰摂取とインフルエンザ重症化
神経ぺプチドY(NPY)というものをご存じでしょうか? 神経ペプチドは脳(中枢)だけではなく末梢神経系にも存在し、細胞間の信号伝達分子として働いています。脳の視床下部の弓状核は摂食行動制御の中心に位置すると考えられていま
栄養士さん、HDLコレステロールを増加させる食事を教えてください
HDLコレステロールは善玉コレステロールと言われますが、HDLコレステロール値が低い場合、医師や栄養士はどのようにアドバイスをするのでしょうか?まさか、「3食しっかりと、バランス良く食べて!」でしょうか? 増やしたほうが
糖質と鉄のただならぬ関係 その3 安全神話は本当か?
前回の記事「糖質と鉄のただならぬ関係 その1」「その2」では、鉄と糖尿病の関連の仮説を述べました。そこで、最後に疑問が残りました。それは鉄は人体の中で安全に取り扱われていると考える安全神話についてです。 まずは「鉄は吸収
遺伝子変異と食後高血糖
遺伝子のことについては私は詳しくありません。それほど好きでもありません。しかし、その概要は非常に興味深いものがあります。 どうやら現代の高糖質食に対処するために進化した遺伝子変異が存在しているようです。その変異が存在する
糖質制限のメタボリックシンドローム改善効果 たった1か月でこの違い!
メタボリックシンドロームは糖質過剰症候群の代表的なものです。だから、糖質制限をすればどんどん改善していきます。メタボは簡単に逆転できます。 今回の研究では助成6人と男性10人で数は少ないですが、肥満(平均年齢41.3、B
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は様々な死亡率を上昇させるかもしれない
胃潰瘍や逆流性食道炎などで非常に良く処方される薬のPPI(プロトンポンプ阻害薬)は、様々な病気を引き起こすとも考えられています。(「PPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面 その2 PPIは多くの病気を引き起こす可能性があ
糖質と鉄のただならぬ関係 その1
以前の記事「フェリチンと糖尿病」を書きましたが、一部の方はフェリチンが高いのは糖尿病の炎症のせいで、原因と結果が逆だろうと思われたと思います。鉄は非常に生物にとって重要なものであり、糖尿病と関連しているなんて、ドクターシ