長谷川豊アナウンサー、問題発言で番組降板 ブログも削除?

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんのブログが問題になっていたようですが、そのせいで番組を降板させられました。問題提起をする内容としては非常にいい点をついていたと思いますが、あまりにも内容が浅かったようです。

人工透析患者になる原因として、導入患者の原疾患の第1位は糖尿病性腎症で43.5%、第2位が慢性糸球体腎炎で17.8%、腎硬化症が14.2%、不明が11.3%です(日本透析医学会 2014年 わが国の慢性透析療法の現況より)。患者数は年々右肩上がりで32万人を超えました。第2位の慢性糸球体腎炎の原因は私の認識では原因不明で恐らく免疫が関わっているとされていると思います。腎硬化症は高血圧、動脈硬化が原因です。さて、糖尿病はまず置いておいて、慢性糸球体腎炎や原因不明のものだけで、3割近くになります。それだけで、この方の主張は崩れてしまいます。「8割9割が暴飲暴食」とは考えにくいでしょう。糖尿病性腎症と腎硬化症を合わせて「5割6割が暴飲暴食」ならば、数字は合いますが。

さて、糖尿病性腎症と腎硬化症の方たちは本当に暴飲暴食をしているのでしょうか?治療もせず放置しているのでしょうか?報道番組のキャスターであればその方たちの食事の内容をしっかりと調べてほしかったですね。もちろん、中には暴飲暴食の方たちはいるのは間違いありません。しかし、多くの方たちは病院へ行き、糖尿病や高血圧の治療を受けて、栄養指導も受けて、良いと言われる薬が発売されて、それでいても15,000人が糖尿病で透析になるのです。暴飲暴食で自業自得ではないのです。

では、なぜそんなことになっているのか?というところをこの方に暴いてほしかったですね。しかし、テレビという媒体では無理でしょう。スポンサーの問題がありますから。

糖尿病ほど原因もはっきりしていて、診断も簡単な病気はないでしょう。しかし、治療となると簡単なはずなのにビジネスが関わってしまい、患者さんは二の次になってしまっています。つまり、糖尿病は糖を摂りすぎて、血糖値が高くなる病気です。ならば、糖を減らせばいいだけです。早い段階なら薬はいりません。そして、カロリー制限という馬鹿げた栄養指導をして、薬を処方して見た目だけの血糖値やHbA1cの数値を下げるという治療が日本糖尿病学会が中心となって行われているのです。以前にも書きましたがその日本糖尿病学会の理事長は、学会の方針に反して自分は糖質制限を行っているという笑えない話が出て、しかも現在は論文捏造疑惑の張本人です。(興味のある方は以前のブログこれこれこれを読んでください。)

薬が必要ない病気を薬で治すふりをして、治らない病気にして、一生の患者にするというビジネスモデルです。生活習慣病と言われているのに、生活習慣、特に食習慣を変える意味を十分に説明せずに安易に薬物療法に持っていく医療。動脈硬化も未だにコレステロールを悪者にしている遅れた考え。糖質を制限するだけで多くの疾患が改善するはずなのに、糖質は大切なエネルギーという根拠のない主張。「本気論 本音論」などと言っているのなら、ここの深い闇まで切り込むべきでしょう。浅いところをほじくっているから、ただの不適切発言になってしまうのです。今回責める相手が違い過ぎました。

長谷川豊アナ「不適切発信」で報道番組降板…ブログに人工透析患者の中傷記事

スポーツ報知 9月30日(金)6時7分配信 Yahooニュースより

 テレビ大阪は29日、報道番組「ニュースリアルFRIDAY」(金曜・後5時13分、関西ローカル)のキャスターを務めていた元フジテレビのフリーアナウンサー・長谷川豊氏(41)の降板を発表した。長谷川アナは19日付の自身のブログに、人工透析患者を中傷するようなタイトルの記事を掲載。テレビ大阪は、報道番組のキャスターとして不適切な行為と判断した。

 長谷川アナはブログ「本気論 本音論」に19日、「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」と題する記事を投稿。人工透析患者のうち8、9割が暴飲暴食など自業自得によるもので、1人に年間500万円もの治療費がかかっていると指摘し、健康に留意している国民の健康保険料が無駄遣いされていると批判した。

 その後、タイトルは穏便に変更されたが、テレビ大阪は29日正午までに約100件の抗議を受けたこともあり降板に踏み切った。同局は「行き過ぎた表現があり、多くの人に著しく不快感を与えたものと考えます。何よりも言葉を大切にしなければならない報道番組のキャスターとしては不適切な発信と言わざるを得ません」との見解を示した。

 長谷川アナはこの日、TOKYO MXの「5時に夢中」(月~金曜、後5時)、「バラいろダンディ」(月~金曜、後9時)に出演。同局広報は「個人ブログでの発言なので、特にコメントすることはありません」とした。

さらにいろいろネットを見ていくとこんな記事がありました。

記事が削除されているのです。「表現の自由」はこの国では保証されていなのでしょうか?もちろん「殺せ!」という言葉が問題になったのでしょうけれども、その部分の訂正を本人に促してもいいかもしれませんが、記事全部を削除というのは非常に恐ろしい行為だと思います。記事の内容は問題があってもいろいろな考えがあっていいと思いますが、みなさんはいかがでしょうか?

BLOGOS、長谷川豊「人工透析患者」記事を削除 「チェック体制の不備」とお詫び

   LINEが運営するニュースサイト「BLOGOS(ブロゴス)」は2016年9月22日、元フジテレビアナウンサー・長谷川豊さん(41)の書いた19日のブログ記事を転載したことについて、お詫び文を掲載した。

   長谷川さんは記事の中で、日本における人工透析患者の多くは「自業自得」の生活習慣が発病の原因だと主張。タイトルには「全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」とも記しており、ネット上で批判が殺到していた。

BLOGOSサイト上にお詫び文を掲載(画像はお詫び文のスクリーンショット)

「不適切な表現が含まれている」

   BLOGOSはお詫び文で「当該記事につきましては、掲載段階でのチェック体制の不備から、編集部内で検討、筆者との協議などが十全に行われないまま掲載(転載)に至ってしまいました」と説明した。

   編集部としては、長谷川氏による「『国民健康保険制度』『年金制度』への問題提起そのものについては今後議論されるべき一つの論点」だと考えたが、一方で、記事中には「不適切な表現が含まれている」との認識を持ち、20日に長谷川さん本人にコンタクトをとったという。具体的にはタイトルや記事中の文言・表現の再考、事実確認について申し入れを行ったそうだ。

   その後、長谷川さんは19日の記事の補足説明を含む新しい記事を公開したが、同編集部は19日の記事と新記事について「削除とする」ことを決定。本人にも通知したという。

   今回のことについてBLOGOSは、

「可能な限り多様な意見を掲載し、議論のきっかけとなる場づくりを目指し運用しておりますが、誹謗中傷・公序良俗に反すると捉えられかねない表現、事実とは異なる可能性のある内容を掲載・拡散させてしまうことは、もとより本意ではありません」

とし、「関係者の皆様、読者の皆様にお詫び申し上げます」と謝罪。今後はチェック体制を見直した上で記事掲載を行っていくとした。

本人はブログで主張を貫く

   BLOGOSには、800人を超えるさまざまなブロガーが執筆者として登録している。記事はBLOGOS用に書かれたものではなく、個人ブログに書かれた記事を転載する形を行っている。

   参加ブロガー募集ページには「編集部がエントリの更新を確認、転載作業を行います」と書かれているため、転載は自動ではなく、あくまで手動。今回の長谷川さんの記事は、その「確認」部分に不備があったということのようだ。

   ネット上では相変わらず長谷川さんへの批判が渦巻いているが、同時に謝罪したBLOGOSに対しても、

「こんな駄文を載せてバカを使い続けるブロゴスも同罪」
「『編集部』とか『メディア』を二度と名乗らないで欲しい」

といった厳しい声が相次いでいる。

   また、BLOGOSに限らず、転載中心のネットメディアの在り方を問う声も出てきている。

   一方、長谷川さん自身はブログ記事を削除していない。そればかりか22日にも新しい記事を公開し、「実際に人工透析を受けている患者さんの8~9割が自業自得」という主張は貫いている。

   さらにブログでは「炎上」についても言及。「『ハセガワ』をバカにしながら、それでもみんなで少しでも知って考えることが大事なんです」と訴え、炎上を「とても素晴らしいもの」と好意的に捉えていることを明かした。

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