インパクトファクターというものがあります。学術雑誌を対象として、その雑誌の影響度、引用された頻度を測る指標です。インパクトファクターが高い雑誌に載った論文の方が重要度が高かったり、影響力があったりすると考えられています。
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家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない その3 PCSK9阻害薬のウソ
以前の記事「家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない その1」「その2」で、家族性高コレステロール血症においてもLDLコレステロール値は心血管疾患と関連していないとの考えを書
日本人がまたもノーベル賞 でも、どうしても疑ってしまう
2018年のノーベル賞の医学生理学賞に日本の本庶佑先生が選ばれました。非常に素晴らしいことです。免疫細胞のPD-1というたんぱく質を発見した功績です。この発見によりがん免疫治療薬「オプジーボ」が開発されました。とても素晴
高血圧の薬に発がん性物質が混入? また中国だ!
どうしてこのようなことが起きてしまうのでしょう?医療用の薬を作る工場に、発がん性物質が置いてあるというのはなぜでしょう?何かの工程で必要なものなのでしょうか? 中国はこれまでにも、様々な食品などでも問題を起こしています。
厳しいお言葉、もっともです
前回の記事「洞爺湖マラソン2018 あまり参考にならないかもしれないけれど、試したこと」について、コメントで、厳しいお言葉を頂きました。 糖質制限をしているから、色々と痛みが出るのではないですか?そもそも記録がのびていま
残念ながら現在の内科学は糖質過剰摂取状態が大前提である
江部先生のブログに取り上げていただきましたが(江部先生の記事はここ)、HDLコレステロールが高値を示すということはどんな意味があるのでしょうか? 「HDLコレステロールは高ければ良いってもんじゃない?」で取り上げた研究が
ホーキング博士とスタチン
先日3月14日、偉大な科学者であるスティーブン・ホーキング博士が亡くなりました。76歳でした。 彼はご存知のように、21歳でALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気になりました。体がどんどん動かなくなった後も先進的な宇宙論
アメリカでは医療用の麻薬(オピオイド)の処方が多いほど、医師の報酬が増える
あのトランプ大統領が非常事態宣言を出すほど、アメリカでは医療用の麻薬(オピオイド)の乱用、依存、中毒が問題になっています。 以前は、痛みに対して欧米ではオピオイドの使用が多く、日本ではほとんど処方されていない状況に、「日
スタチンのダークサイド 秘密は隠されている…
以前の記事「薬ってそんなに必要ですか?理解して飲んでいますか?」で書いたように、ほとんど使用する意味のない薬を多くの人が処方を受けています。その代表がスタチンだと思います。 先日、ある衝撃的な論文が発表され、スタチンの周