血流が増大すると血管拡張物質である一酸化窒素(NO)が血管内皮より放出され、血管は拡張します。FMD(血流依存性血管拡張反応)検査ではどれくらい血管が拡張したかを計測します。血管内皮機能が低下しているとNOの産生が少なく
カテゴリー: 病気
角田夏実選手、ぎっくり腰でも金! かっこよすぎます!
アジア大会2018の柔道女子52キロ級決勝で角田夏実が勝ち、見事金メダルを獲得しました。素晴らしい! この角田夏実、なんと1週間前にぎっくり腰になったそうです。以前には鼻骨の骨折も自分でボールペンを突っ込んで治したという
あなたのアレルギーや関節の症状、疲労感はクエン酸が原因かもしれません
クエン酸は疲労回復作用があるのではないかと言われ(怪しいですが…)、また酸味を加えるために、様々なサプリメントや食品、飲料などに添加されています。かなり昔はレモンなどからクエン酸を抽出していたようですが、現在は他の方法で
母親の高血糖は、胎児を高インスリン血症にさらす
前回の記事「高血糖は、妊娠中の胎盤での脂肪酸酸化を減少させ、胎盤の中性脂肪の蓄積を増加させる」では、母体の高血糖が脂肪酸の酸化を減少させることを書きました。脂肪酸の酸化が減少するということは、脂肪酸をエネルギーとして利用
高齢者は血圧を下げすぎてはいけない! その2 特に身体機能や認知機能に問題がある場合
以前の記事「高齢者は血圧を下げてはいけない! その1」では80歳以上の高齢者では血圧を下げすぎることが逆に死亡率を上げることを書きました。 今回は75歳以上での研究で、血圧と死亡率の関連と、さらにその高齢者が身体的な活動
高血糖は妊娠中の胎盤での脂肪酸酸化を減少させ、胎盤の中性脂肪の蓄積を増加させる
妊娠糖尿病などでは高血糖を来し、巨大児など胎児に悪影響があると考えられます。高血糖が胎盤にどのようなエネルギー代謝の変化を起こすのでしょうか? この研究では帝王切開時に得られた胎盤を分析しました。(図は原文より) &nb
高齢者は血圧を下げすぎてはいけない! その1
80歳以上の高齢者になっても、漫然と高血圧の薬が処方されており、中には「低すぎるのでは?」と思う患者さんもいらっしゃいます。それを本人や家族に言っても、「内科の先生が薬を減らしてくれない」と愚痴のようなことを言う方もいる
1型糖尿病は早く診断されるほど人生が短くなる?
最近ランセットという有名な医学雑誌に1型糖尿病に関する研究が発表されました。その主旨は「1型糖尿病の若年時の診断は、青年になってからの診断と比較して平均余命が短くなる」というものです。 27,195人の1型糖尿病の人と、
卵を食べよう!認知症の観点から
いまだに卵を避けるように推奨する医師や栄養士がいることには驚かされますが、もしかしたらそのような根拠のない卵摂取制限が認知症と関連しているかもしれません。 血中のコレステロールは、食事によるコレステロール摂取とはほとんど
アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その3 肥満はアテローム性動脈硬化症を促進させる
アテローム性動脈硬化症は決して中高年の病気ではありません。小さなころから少しずつ進行して、それが成人になり、多くの人は中高年で症状が現れるだけです。(「アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その1」、「その