今回の記事は非常に新しい考えではありませんが、やはりこれが正解だと思う内容を書きたいと思います。最初に結論を言ってしまうと、うつ病を解決する最良の方法は糖質制限です。 前回の記事「うつ病にはプラセボ(偽物の薬)がめちゃく
カテゴリー: 糖質制限
箸とスプーン 食べ方によってGI(グリセミックインデックス)が違う
今回はちょっとくだらない研究ですが、箸とスプーン(と指)どちらを使うかで血糖値の上がり方が異なるというものです。日本人は圧倒的に箸が多いかと思いますが、大量にご飯を食べる人はスプーンで食べる方もいるでしょう。その食べ方で
100マイル(約160km)のアメリカンレコードの保持者はケトン体ランニング「ケトラン」を実行している
Zach Bitter は2015年に100マイル(約160km)のウルトラマラソンのアメリカンレコードを更新しました。11時間40分55秒と驚異的な記録です。しかもほとんどイーブンペースだったそうです。 彼はほとんど糖
びっくり!アセトン(ケトン体のひとつ)が糖に変わる!
かなり古い論文ですが、なんと!ケトン体のひとつアセトンが体内で糖に変換されているようです。全く知りませんでした。アセトンは呼気と尿、汗から全て排出されていると思っていました。ケトン臭という甘酸っぱい臭いのもとであると言わ
運動は必ずしもインスリン抵抗性を低下させない
運動は健康のために非常に良い習慣です。しかし、だからと言ってインスリン抵抗性が低下するとは限りません。もちろん、何もしないよりはインスリン抵抗性が下がる可能性がありますが、逆に運動していることにより多くのエネルギー摂取を
TIMEの記事でも、健康な人が持続グルコース測定器を使っていることが載っていた
TIME誌のネットのHealthの記事に、健康な人がなぜフリースタイルリブレなどの持続グルコース測定器を使って、持続的に血糖値測定をしているのか?という記事が載っていました。 「Why Perfectly Healthy
もうすぐ持続グルコース測定が容易にできるかもしれない
私は、研究のためにフリースタイルリブレという持続グルコース測定器をときどき身につけています。アメリカのシリコンバレーのヘルスケアベンチャーであるSano Intelligenceは一般の人にも利用できるような機器の開発を
LDLコレステロールが低下しても、リスクが低下したとは限らない
以前の記事「LDLコレステロールが高値だけでは何もわからない」でLDLコレステロール値ではなく、LDLの粒子の大きさが重要だということを書きましたが、今回は粒子の数についての記事です。 脂質の異常でLDLコレステロール値
おかげさまで、週間ランキング1位を頂きました!
今回刊行いたしました「運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない」 (廣済堂健康人新書)は、おかげさまで、東京の三省堂書店神保町本店で週間ベストランキングの新書部門(7月31日~8月6日)で1位を頂きました。ありがと
タンパク質摂取と、インスリンとグルカゴンの分泌
以前の記事に続いて、タンパク質摂取後のインスリン分泌と合わせてグルカゴン分泌はどうなのかを記事にしたいと思います。 正常な人を対象にした前回と同じ論文から図を拝借しました。(原文はここ) Gluというのはグルコース(糖質