新型コロナウイルスの第3波と騒いでいますが

全国の新型コロナウイルスのPCR検査の陽性者が増加してきています。第3波という言葉をマスコミを中心に多用し、またまた国民を煽っています。別に新しい波ではないと思いますが?続きでしょう?冬だもの…。これまでにもインフルエンザをはじめ、様々な風邪は冬に激増するのが当たり前だったでしょ?夏にも完全には収束しなかったので、新型コロナに気温は関係ないとか専門家の一部は言っていなかったっけ?でも最近同じ人がウイルスは気温が低くなったり湿度が下がれば増加、感染しやすくなる、なんて言っているような気がするけど、気のせい?

いまだにマスコミは新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの同時流行の懸念をばらまいていますが、現在のところ全くその気配はありません。

上の図は第44週のインフルエンザ報告数です。今年以外では最も少なかった2012年でも369人の報告数がありました。今年はその10分の1以下。恐らくラグビーのワールドカップの影響でインフルエンザの流行が早かった去年の146分の1です。

しかし、様々な感染予防のために、ここまでインフルエンザや他の風邪の流行が少なくなってしまうと、今の乳幼児たちはいつ免疫を訓練するのでしょうか?非常に将来が恐ろしく感じます。学校などでは人間とともに生き、人間を助けている常在菌を無視した過度な手洗い、消毒、うがい薬でのうがいなどを頻繁にさせています。十分に免疫が育たなかったらどうなってしまうのでしょう?壮大な人体実験を行っているようです。

感染症の専門家は感染を抑え込むことだけに興味があり、その他の病気や将来のことは何も考えていないのでしょうか?

換気をしろ?冬の北海道で換気なんて馬鹿げています。日中でもマイナスの日も珍しくないのに…。換気のよる寒さで免疫機能が低下したりして…。

北海道が全国に先駆けてPCR検査陽性者が急増し、北海道は大丈夫なのか?と知事さんが慌てているように見えますが、ここ数日200人を超えている大阪の方が余程深刻でしょう。北海道の人工呼吸器装着数(ECMO含む)は11月10日現在で8人(重症者数は11人)です。一方大阪は人工呼吸器装着数(ECMO含む)は11月10日現在で45人(重症者数は63人)です。人口は大阪の方が北海道より1.67倍多いですが、それを考えてもかなりの数です。

イソジンのうがいは効果がなかったのでしょうか?

全国でこれまでに死者数は1,850人ほどです。陽性者が増えてきましたが、毎日の死者数は10人前後です。もうすぐ新型コロナが始まって1年が経ちますが、恐らく1年間で2,000~2,500人を少し超えるくらいの数でしょう。しかも死者はほとんどが高齢者。自殺者は去年よりも増加。若い人が死んでいってしまっている。まわりの店はどんどん閉店。ススキノはどうなるのでしょうか?北海道はどうなるのでしょうか?日本は?再生できるのかな?

アメリカのファイザーが新型コロナウイルス感染症に対して開発中のワクチンで90%を超える有効性が示されたと発表しました。でもこれ、中間報告です。これから最終的にはどうなるかわからないのに、中間報告で世界中に大きく発表しました。これでファイザーの社長が自分の所有の株を売って儲けたとかいう噂も…。世界でこれだけ多くの人が死んでしまっているときに、自分の懐を肥やすことを考えていたとしたら…。

しかもこのワクチンマイナス80度くらいで保存しなければならないのでしょう?最初の段階からわかっていたのでしょう?どうやって輸送や供給、保存をするつもりだったのでしょうか?作るだけは作った。あとはそれぞれの国が自分たちでどうするか考えろ、ということでしょうか?通常の市場では絶対に売れない商品ですよね?困っていればどんなものでも買うと思ったのでしょうか?

何かとりとめのない話になってしまいましたが、早く新型コロナウイルスが、ただのコロナウイルスの一つとなると良いですね。

6 thoughts on “新型コロナウイルスの第3波と騒いでいますが

  1. >ワクチンマイナス80度くらいで保存しなければならない

    アメリカから空輸して、そこから陸路で各病院に配布されるまでマイナス80を保てる輸送方法は一般的な流通経路にはないでしょう。
    しかも通常の冷蔵保存では5日ほどで効力を失うらしいので、クリニックに届いてもマイナス80を保つ必要がありそうです。
    どこのクリニックにマイナス80度に保てる冷凍庫が存在するのでしょう。
    ワクチン用冷凍庫は低温の物でもマイナス40程度くらいのようです。マイナス80を保てるのはラボ用の冷凍庫しか見当たりません。
    この低温をかろうじて保てる物はドライアイスくらいしか思いつきません。
    ほとんど絵に描いた餅にしか見えません。効力を失っている(アジュバントの害のみ存在する)ものを摂取される可能性が大きいように思えます。

    元々、こんな短期間で治験をまともにやっているかどうか怪しいワクチンを打つ気はありませんが、ますます、このワクチンを打つ気にならなくなりました。

    1. 西村 典彦さん、コメントありがとうございます。

      ただ作ることと、使えるものを作ることは全く次元が違うことだと思います。
      ほとんど死に至らない感染症ですから、今回はワクチンなんて必要ないと思います。

  2. 日本全国津々浦々、マスクマスクでいっぱい。屋内施設は言うまでもなく、道を歩く人もジョギング中のランナーも、まさかの乳幼児まで、みんなマスクマスク。ノーマスクの異端に対する社会的圧迫ははんぱないですね。
    それはともかく、素朴な疑問、吹きさらしの郊外でのマスク着用って、ホントに意味があるのかしらん

    1. やまもと凛さん、コメントありがとうございます。

      今の時点ではマスクで経済が回ってくれるなら、それはそれで良いです。自粛よりは何倍もマシです。

  3. 清水先生こんにちは。
    コメントしてませんが時々拝見しております。m(_ _)m

    直近のニュース女子を観ていたら
    武田先生がPCR検査のCt値についておっしゃっていて

    https://youtu.be/vamk6VvOYvw?list=WL&t=2145

    Ct値というのを知らなかったのですがコピーの回数でしょうか
    日本が36、欧州?が45とのこと
    発言のニュアンスからは、多く増幅しているのでノイズを拾っちゃてるので
    (偽陽性も入っているから)陽性者数が統計上増えてる
    ということでしょうか

    1. mk7さん、コメントありがとうございます。

      45サイクル増幅すると、1本の遺伝子が理論上は35兆本となる計算だそうです。
      死んだウイルスやたまたまそこに1個くっ付いた感染力の無いウイルスがあってもPCR陽性となります。
      症状のない人に検査をする意味がどれだけあるか?
      ただ、現在は症状のある人が増加しています。風邪なので症状があっても普通のことです。
      しかし、症状があり、PCR陽性だとしても、その症状が新型コロナの症状だとは確定できません。
      他の風邪のウイルスなどに同時に感染していいても検査しませんから。

      インフルエンザに感染しても中等症の症状を呈することは珍しくないでしょう。しかし入院なんて通常はしません。
      高齢者はインフルエンザだけでなく、その他の風邪でも重症化して、死亡リスクは高いはずです。
      今回恐怖を使えば、様々なことが許されたり、簡単に実行できたりすることがよくわかりました。
      それで儲けている人もいっぱいいるのでしょうね。

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