以前の記事「血液型による乳がんのリスクの差」では、血液型による乳がんのリスクに差があり、非常に大きな差ではなかったのですが、A型が最も高く、O型が低いという結果でした。 今回は非常に厄介ながんである、すい臓がんです。膵癌
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アメリカの若者の5分の1から4分の1はすでに糖尿病予備軍となっている
糖尿病予備軍は当然将来的に2型糖尿病、慢性腎臓病や心血管疾患などを発症するリスクが高くなります。アメリカの若者の2型糖尿病の有病率はどんどん増加しています。ではどのくらい糖尿病予備軍がいるのでしょうか? 今回の研究では青
悪性リンパ腫も糖質過剰症候群である
最近、フリーのアナウンサーが悪性リンパ腫であることを公表しました。ここ40年で悪性リンパ腫は男女ともに非常に増加しています。(図は最新がん統計より) 男性で40年間に約2.5倍、女性では約3.5倍です。以前は罹患率が血液
家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない その7 LDLよりもリスク因子として重要なもの
「家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない」シリーズの久々の記事です。これまで「その1」~「その6」まで書きました。 家族性高コレステロール血症(FH)という疾患は、遺伝的に
職場の砂糖入り飲料販売を禁止してみたら?
職場で砂糖入りの飲み物を手に入れることができるのは珍しくはないでしょう。病院ですら、大量の砂糖入り飲料を販売しているのですから。では、職場の砂糖入り飲料を販売禁止にしたらどうなるか?今回の研究ではそれをやってみたそうです
ノルウェーの砂糖消費は過去最低
ノルウェーではなんと1922年から砂糖税が課せられているそうです。そして昨年の砂糖の消費量は過去44年で最低となったそうです。素晴らしいですね!(この記事参照) ノルウェーの食事に関する年次報告書では、砂糖の平均年間消費
インドネシアでは米を食べない方向に進んでいる
非常に興味深い記事を見つけました。インドネシアは大量の米を食べています。しかし、糖尿病の増加により、米を食べない方向に舵を切ったようです。 東南アジアの国々では、2億6,000万人のうち最大2,000万人が罹患する病気で
糖尿病予備軍と2型糖尿病では体温などの概日リズムが崩れている
概日リズム(サーカディアンリズム)、いわゆる体内時計は視床下部の視交叉上核に存在しています。地球の自転による24時間周期に同調し、約24時間(若干24時間より長いそうです)の周期で体内環境を積極的に変化させます。体温やホ
「天下糖一プロジェクト」 堂々と大ウソ!時代に逆行過ぎる!
北海道在住の方は見たことがあるかもしれませんが、最近非常に怪しいテレビのCMを見かけました。俳優を使ったCMだったのですが、その名も「天下糖一プロジェクト」 「国内の原料生産者や製造業者の支援と生産量減少を防止するため、
第6回 チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト 受賞者決定!
以前の記事「栄養士の英才教育?」でもご紹介した、「チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト」の第6回が終了し、受賞者が決定しました。今年も素晴らしいレシピがいっぱいです! さあ、栄えある最優秀賞を見てみましょう。(写真