ノルウェーではなんと1922年から砂糖税が課せられているそうです。そして昨年の砂糖の消費量は過去44年で最低となったそうです。素晴らしいですね!(この記事参照)
ノルウェーの食事に関する年次報告書では、砂糖の平均年間消費量は、2000年から2018年の間に1人あたり43kgから24kgに急落し、過去10年間で27%の減少したそうです。2000年から40%以上も減少していることになります。
そして最近では、より積極的に介入し、チョコレートや菓子と甘い飲み物に別々の税金を課しています。以前では、ノルウェーのチョコレートと菓子の消費量は、1960年の1人あたり年間約5kgから2008年の約15kgと3倍になりましたが、昨年は合計で12kgをわずかに超えた程度の減少しました。
砂糖入りの甘い飲み物も1990年代後半に1人あたり93Lでピークに達し、1950年代の2倍以上でしたが、その後急落し、昨年は1人あたり約47Lまでに減少しピークの約半分になりました。
さらにノルウェーの食品の製造会社や供給する企業は、2013年に、13歳未満の子供への不健康な食品や飲料の販売を自主的に禁止することに同意したそうです。
一方日本は砂糖の需要、消費拡大を推し進めています。日本にも砂糖入りの飲み物、お菓子、ジャンクフードの広告規制をしていただきたいものです。さらに、タバコやお酒と同様の年齢による販売規制も是非早急に行ってほしいですね。
日本のお役人も先生ご指摘のように、砂糖(糖質)摂取が、良くない事は承知しているけど、諸々の事情で、直ちにノルウェーの様に規制する事ができないのでしょう。
政策として砂糖の摂取制限を進めている先進国の存在は、糖質制限の整合性が保証されているようで心強く思いました。