フリースタイルリブレを使った人体実験その16 タンパク質で血糖値はどれぐらい上がるか?

以前コメントを頂いた方に、たがしゅう先生もフリースタイルリブレで人体実験をやっていることをお聞きして、たがしゅう先生のブログを覗かしていただきました。そこでタンパク質としてサラダチキンを使って実験をしていたので、私もやってみました。たがしゅう先生は絶食後、しかもサラダチキン3個でタンパク質約75gという量です。しかし、3個食べるのはちょっと嫌だったので、1個で検証してみました。絶食もしていません。実験として、かなり適当なのですが、やる意味はあると思いやってみました。また、それ以外にも鶏肉のささみ、カマンベールチーズでも実験してみました。

また、今回の実験はフリースタイルリブレだけで行っています。

たがしゅう先生は75gタンパク質負荷で血糖値として24上昇し、フリースタイルリブレのグルコース値(血糖値)として26の上昇をしました。ピークは2時間後です。

今回私が食べたものは

サラダチキン:タンパク質25.9g、脂質4.6g、糖質0.1g(恐らくたがしゅう先生の食べたものと同じです。)

鶏肉のささみ217g:タンパク質49.9g、脂質1.74g、糖質0g

カマンベールチーズ2個:タンパク質37g、脂質52.2g、糖質1.2g

と、様々な量のタンパク質と脂質量です。糖質は非常に少ないものばかりです。さて私の実験結果は次のグラフです。

(クリックで拡大)

サラダチキン グルコース値(血糖値)の上昇は12、ピークは1時間45分後、ただしその後30分はほとんど変動していない。

鶏肉のささみ グルコース値(血糖値)の上昇は21、ピークは2時間後、ただしその後30~45分はほとんど変動していない。

カマンベールチーズ グルコース値(血糖値)の上昇は22、ピークは1時間後、ただしその後15分はほとんど変動していない。

という結果です。これを見ると糖質でグルコース値(血糖値)が変動しているとは考えにくいので、やはりタンパク質によって変動していると考える方が妥当です。

サラダチキンではタンパク質1gあたり0.46の上昇

鶏肉のささみではタンパク質1gあたり0.42の上昇

カマンベールチーズではタンパク質1gあたり0.59の上昇

です。チキンのピークはたがしゅう先生と同じように2時間後周辺にありますが、脂質を非常に多く含んだカマンベールチーズの方がピークが早い1時間後にありました。これは非常に意外な結果です。通常の食事でもピークは45分から1時間前後のあたりなのですが、脂質が多い方が吸収が遅くなり、ピークが遅くなると思っていたからです。しかも、脂質がある方がもしかしたらグルコース値(血糖値)は少し高くなる可能性があります。非常に面白い結果です。たがしゅう先生は75gタンパク質で26の上昇なので、もしかしたら糖質のように摂取量の分だけ上がるのではなく、タンパク質の場合、血糖値は上がっても20ぐらいの上昇で頭打ちになるのかもしれません。また、糖質制限をしている人はもしかしたら普段からグルカゴンが分泌されやすくなっているのかもしれません。糖質制限をしている人としていない人での比較をしてみたいもんです。

私の場合、血糖値はタンパク質でも少しは上がります。これはインスリンとグルカゴンのバランスの問題だと思います。ですから個人差があるもので、ほとんど上がらない方もいるでしょう。いずれにしても、問題になる上昇幅ではありません。

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