脂肪細胞にはいわゆる皮下脂肪などの白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。これら2つの脂肪細胞は全く違う働きをしています。白色脂肪細胞は細胞内に栄養を脂肪としてため込みますが、褐色脂肪細胞は脂肪を分解して、熱を産生すること
カテゴリー: 食事
あなたは自分の「陰毛」を見ることができますか?
日本では欧米より肥満が少ないから、和食は健康食である、というようなことを言う人がいます。しかし、実際にはアジア人は遺伝的にインスリンの分泌能が低い人が多いため、欧米人のようには太れないことが多いのです。体重が重くない、B
LDLコレステロールが高値だけでは何もわからない
先日、質問をいただきました。 はじめまして、健康診断の結果で苦慮していところ、先生のブログを拝見いたしました。 会社の健康診断でLDL高値(LDL 184、HDL 65、中性脂肪 61)で要受診となりました。内科医いわく
「運動するときスポーツドリンクを飲んではいけない」を上梓します!
7月31日より書店で、8月2日よりアマゾンで、いよいよ待望の本が出ます! 重大発表とはこのことです。重大発表と煽っておきながら、ショボい話だな、と思った方はご免なさい。 今回の本は、題して「運動するときスポーツドリンクを
脳のインスリン抵抗性はうつ病、そして認知症をもたらす
以前の記事「うつ、不安障害・気分障害などの一般的な精神障害の原因の一つは糖質過剰摂取である」でうつ病の原因として、糖質過剰摂取によりインスリン抵抗性が起こり、それによってミトコンドリアが変化して、ドパミンが長持ちせずにう
うつ、不安障害・気分障害などの一般的な精神障害の原因の一つは糖質過剰摂取である
うつなどでは糖質過剰摂取がかなり有力な原因の一つではないでしょうか? そのメカニズムとして考えられるのは、糖質の摂取量の増加は、脳由来神経栄養因子(BDNF)と呼ばれる脳に非常に重要なタンパクのレベルを低下させて、うつ病
プロ野球選手は本当に一流のアスリートか?体型編
プロ野球選手の体型はどのようになっているのでしょう。一時期サッカーの日本代表の選手に、監督が体脂肪率が高すぎることを指摘して話題になりました。しかし、明らかな肥満の選手はサッカーには見当たりません。しかし、野球選手は肥満
肥満による死亡リスクは、本当はもっと高いかもしれない
肥満は様々な疾患、そして死亡のリスクの増加に大きく関連しています。しかし、実際には調査する段階ですでに病気で体重が減少していることもあり、BMIと死亡リスクを過小評価している可能性があります。その人の肥満履歴を調べてみる
妊娠初期に太っていることは、胎児の先天性の奇形に関連する
肥満は様々な病気に関するリスクがあることがわかっていますが、妊娠時の肥満も胎児にかなりの負担がかかっていると考えられます。昔は妊娠すると「2人分」と言ってたくさんご飯を食べるように言われている時代がありました。しかし、体
うつ病の有病率と貧血の国際比較
うつ病は世界的な問題です。また、貧血も様々な問題を引き起こす可能性があります。多くの貧血の原因は鉄欠乏性のものと考えられます。もしも鉄欠乏がうつ病と関連するならば、貧血の割合とうつ病の有病率が何らかの関連がありそうです。