今回の記事は非常に新しい考えではありませんが、やはりこれが正解だと思う内容を書きたいと思います。最初に結論を言ってしまうと、うつ病を解決する最良の方法は糖質制限です。 前回の記事「うつ病にはプラセボ(偽物の薬)がめちゃく
カテゴリー: 病気
うつ病にはプラセボ(偽物の薬)がめちゃくちゃ効く!
うつ病は世界中で非常に問題になっていますが、これまでの研究を見てみると、プラセボという偽物の薬が、非常に効果があることが分かります。 うつ病の診断や病状の経過を見ていくには客観的な数値による評価が必要になります。そこで検
妊娠糖尿病と鉄の関連 フェリチン低値で鉄を補充する危険性
妊娠中の鉄欠乏は胎児にも影響があり、治療が必要であることも少なくありません。また、妊娠前には鉄欠乏でなくても、妊娠中は胎児への鉄の供給が非常に増加するため、妊婦さんは鉄欠乏になる可能性があります。それはフェリチンを測定す
鉄はがんの原因のひとつとなる(長文)
これまでも、「鉄とがんの関係 数年後に後悔しないために」や「鉄不足だからと言って鉄のサプリメントを飲めば良い、ってもんじゃない!」などの記事で鉄の危険性を書いてきました。しかし、鉄とがんの話を「フェリチン」が高いかどうか
もうすぐ持続グルコース測定が容易にできるかもしれない
私は、研究のためにフリースタイルリブレという持続グルコース測定器をときどき身につけています。アメリカのシリコンバレーのヘルスケアベンチャーであるSano Intelligenceは一般の人にも利用できるような機器の開発を
LDLコレステロールが低下しても、リスクが低下したとは限らない
以前の記事「LDLコレステロールが高値だけでは何もわからない」でLDLコレステロール値ではなく、LDLの粒子の大きさが重要だということを書きましたが、今回は粒子の数についての記事です。 脂質の異常でLDLコレステロール値
タンパク質はインスリン分泌を増加させるが、健康な人と糖尿病の人ではかなりの差がある
最近、江部先生のブログでタンパク質はインスリンを分泌させて、しかも糖質よりもインスリン分泌が多いのでは、というコメントがありました。 タンパク質は健康な人では血糖値にほとんど影響しませんが、強力なインスリン分泌促進物質で
あなたは自分の「陰毛」を見ることができますか?
日本では欧米より肥満が少ないから、和食は健康食である、というようなことを言う人がいます。しかし、実際にはアジア人は遺伝的にインスリンの分泌能が低い人が多いため、欧米人のようには太れないことが多いのです。体重が重くない、B
マライア・キャリー激太りに見るアメリカの肥満の深刻さ
アメリカではこのような体でも、何とも思わない国民性があるのでしょうか?もちろん個人の自由です。しかし、あまりにも周りにこのような体の人が多く、麻痺しているような気がします。マライア・キャリーと言えば世界的な歌姫だったよう
抗うつ薬の使用は認知症のリスクを増加させるかもしれない
前回の記事で書いたように、うつ病と認知症はリンクしています。そこで、抗うつ薬を使用しているとどのようになるのでしょうか?ここに示すのは抗うつ薬の使用により、認知症のリスクが上がるというものです。 「The