中性脂肪値を増加させるのは、脂肪摂取によるものではありません。食後に一時的には中性脂肪値の上昇が認められますが、これはカイロミクロンが運んでいる食事からの脂肪であり、すぐに消失します。それ以外の中性脂肪、空腹時の中性脂肪
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経口ブドウ糖負荷後2時間血糖値は役に立たない
糖尿病の診断には空腹時血糖値と経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の結果により次にようになります。(図は糖尿病診療ガイドライン2016より) 空腹時血糖値が正常であり、ブドウ糖負荷後の2時間血糖値が140未満なら、糖尿病では
グーグルトレンド 検索の急上昇ワードで振り返る2018 糖質制限が圧勝!
グーグルは様々なサービスを提供していますが、他のサイトで、グーグルトレンドでケトダイエットを調べているのを見て、糖質制限も調べてみました。まずはアメリカのダイエットの検索ワードです。 Keto dietが圧勝です。ケトダ
乳がんに糖尿病薬を使うと死亡率が高くなる
糖尿病は乳がんのリスク、再発のリスクを高めます。以前の記事「乳がんで糖質制限をした方が良い理由」で書いたように、乳がんの細胞にはインスリン受容体が非常に多くなります。糖尿病をインスリンやインスリン分泌を増加させるスルホニ
高脂肪食と運動の組み合わせで寝ているときのエネルギー消費量が増加する
エネルギー消費は運動しているときだけではなく、当然寝ているときにも起きています。この寝ているときのエネルギー消費量は、食事や運動によって変化するのでしょうか? 今回の研究では、18〜30歳の健康な男性を対象に実験しました
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は心筋梗塞のリスクを増加させるかもしれない
現在、どれほど多くの人がPPI(プロトンポンプ阻害薬)を長期に使用しているでしょう。 急性冠症候群でクロピドグレルが処方されますが、PPIはこのクロピドグレルの効果を減弱するようです。 急性冠症候群により治療を受けて、退
アルコールとインスリン抵抗性
お酒は適量であれば健康に良いと考えられています。糖質制限をしても、お酒の種類を選べばアルコールはOKだとされていますが、やはり飲み過ぎは良くない可能性が高いと思います。 この研究では、2型糖尿病、インスリン分泌障害または
アメリカではメタボではない人の方が珍しい
アメリカの成人ではたった12%だけが代謝的に健康であるという、思った通りですが、驚くほど深刻なデータが発表されました。代謝的に健康であるというのは以下の通りです。 腹囲 102cm未満(男性)、88 cm未満(女性)
糖尿病性腎症はビタミンB群のサプリで悪化するかもしれない
ビタミンBは非常に重要なビタミンです。ビタミンCと並んでビタミンB群をサプリメントで摂取している人も多いと思います。 糖尿病性腎症では、高ホモシステイン血症が頻繁に観察されます。ビタミンB群(葉酸、ビタミンB6、およびビ
エネルギー消費量は食事で変わる
エネルギー消費量は体重と共に増減すると考えられています。1日のエネルギー消費量の推定値は基礎代謝量に身体活動レベルをかけて計算するのですが、この基礎代謝量は体重がもとになります。体重が減少すると、それ以上の体重減少を防ご