生物学的、生化学的事実として、コレステロールは人体にとって非常に重要です。このことを否定することは現在のところできません。だから、コレステロールを目の敵にすることは間違っています。 私たちの体は非常に多くの細胞が集まった
年: 2018年
5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その2 リポタンパク質(a)Lp(a) あなたは何者?①
前回「5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その1」の続きです。 突然ですが、リポタンパク質(a) Lp (a)は、心血管疾患の独立した危険因子と考えられています。あまり普段の検査でLp(a)を測定した経験は
LDLコレステロール値が高い方が認知症になる可能性が低い
認知症はどんどん増加しています。私はアルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。血糖値やインスリン抵抗性の話とは別に、コレステロールとの関連の話題です。 脳は非常に多くのコレステロール含んでいます。全ての細胞膜の構成成
LDLコレステロール値は役に立たない
LDLコレステロールを気にしている人はいまだに多いように思います。医師の方がその古い考えをなかなか変えないので仕方がないのでしょう。しかし、LDLコレステロールは私たちに何も教えてはくれません。低いから安心していられるわ
リリカの安易な使用は止めるべし!
以前の記事「やっぱりリリカは効かない 副作用たっぷりの科学的根拠のない適応症」では、如何にリリカの効果が怪しいもので、如何に科学的な根拠もなく本来適応でないものに適応が拡大し、如何に本来では適応外の症状で多くの患者さんが
寝る直前に食べることはがんのリスクが高くなるかもしれない
健康のためには寝る時間の何時間前以降は食べない方が良いと言われています。そのほとんどの理由が体重の増加だと思いますが、それの真偽は今回はさておき、それ以外で寝る直前の食事があなたに何か悪さをするのでしょうか? この研究の
糖質制限はもはや当たり前? キャベツライス!
もはや糖質制限は世の中で完全に認知され、その広がりを感じます。糖質を制限するのは当たり前になってきているのではないでしょうか?この流れについてこれないのは、古い考えから抜けられない医師と古典栄養学を信じている栄養士だけか
5日間の高脂肪高エネルギー食負荷試験(人体実験) その1
久しぶりの人体実験です。以前「糖質制限とLDLコレステロール上昇3 脂質をもっと食べるべき?(人体実験)」で100g程度の脂質を負荷して、コレステロールなどの変動を見てみました。前回の量ではまだ足りないと思い、今回はさら
五十肩(凍結肩)は高血糖が原因かもしれない
五十肩と俗に言われている凍結肩で苦しんでいる方もいると思います。50歳前後の人で、肩の動きが悪くなり、痛くて腕の可動域が非常に制限されます。 日本整形外科学会のホームページではその原因と病態について次のように書かれていま
脂肪の摂取量が少なくなれば小さな危険なLDLが増加する
低脂肪の食事が健康的だと考える人がいまだにいると思います。しかし、エネルギー量を確保するのには、脂肪を減らすとすれば、タンパク質でその分をすべて賄うことは難しいので、その分糖質量が増えることが多くなります。 低脂肪食と高