青学大が、史上初の3連覇&大学駅伝3冠に輝いた。2位早大に33秒差をつけて迎えた復路。山下りの6区から早大を突き放し、2位東洋大に7分21秒差をつける11時間4分10秒で総合優勝を決めた。

 青学大の強さの要因には今季から導入した「タバタ式トレ」がある。1万メートルなどのタイムトライアルをした後に4分間、腕立て、もも上げなど激しい運動を繰り返す。長野五輪スピードスケート男子500メートル金メダリスト清水宏保氏らも取り入れた練習で、心肺機能の強化を図った。青学大では14年秋からフィジカルトレーナーの中野ジェームス修一氏を招へい。加速力を増すフォーム作りのため、ウオーミングアップから通称「青トレ」に取り組む。「タバタ式トレ」もその一環だった。