糖質を含んだ飲み物も、人工甘味料の飲み物も脳に害をもたらすかもしれない

非常に有名なFramingham Heart Study(フラミンガム研究)からのデータによると、余分な糖質、特に砂糖を含んだ飲み物の中のフルクトースが脳を損傷する可能性があることを示唆しています。甘い飲み物を頻繁に飲む人は、脳全体の容積が小さく、学習や記憶にとって重要な脳の領域である海馬が著しく小さくなり、記憶力が低くなる可能性が高いことを発見しました。原文はここ

また、多くの人々は、甘い飲み物のより健康的な代替品であると信じてダイエットのソフトドリンクを選択していますが、人工甘味料のダイエットソーダを毎日飲む人は、脳卒中や認知症を発症する可能性が3倍であることがわかりました。これは糖尿病を除外しても関連が認められました。ただ、こちらの研究では糖質を含んだ飲み物と脳卒中や認知症との関連は認めませんでした。原文はここ

(クリックで拡大。図は原文より)

グラフはAが脳卒中、Bが認知症。緑は人工甘味料入りドリンクの消費が1週間に0回、赤が1週間に1~6回、青が1日に1回以上です。生存率なのでグラフが下になればなるほど生存率が低いということです。

つまり、人工甘味料は糖質の代わりにはならず、甘いものは極力避けるべきだということかもしれません。どうして人工甘味料で脳卒中や認知症が3倍になるのかはわかりませんが、データではそのようになっています。ただ、上の二つの研究は一方では糖質を含む飲み物で脳全体や海馬が小さくなると言っていますが、もう一方では糖質を含んだ飲み物と認知症との関連は認めていません。ちょっと相反する内容ではあります。

また人工甘味料のダイエットドリンクが必ずしも体重減には結びつかないという研究もあります。原文はここ

健康な人はダイエットドリンクで摂取エネルギー減らせますが、肥満の人では固形の食べ物からのエネルギー摂取が逆に増加するようです。どうやら脳の報酬系に関連するようです。人工甘味料という「甘い罠」にかからないようにしましょう。ただ、これはあくまで糖質過剰摂取の肥満の人に関してのものなので、糖質制限をしている人が人工甘味料で甘いものを食べても、そもそも糖質をほとんど摂らないので肥満にはならないかもしれません。

一番大切なのは糖質制限であり、たまに甘いものを欲する場合は人工甘味料に助けてもらう程度でいいのではないでしょうか?糖質だけでなく人工甘味料も過剰摂取は害になりそうですし、毎日の摂取は依存性もありますので気を付けましょう。

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